職場で高圧感電事故に遭いました。感電部位は左腕と右手の平のみで幸い命には別状はありませんでした。

Question

職場で高圧感電事故に遭いました。感電部位は左腕と右手の平のみで幸い命には別状はありませんでした。一日検査入院をして退院し、症状が後から出る場合がある為、通院しながら様子を見ることになりました。

①労災に当たると思いますが、自会社は医療費を自費扱いで精算し、これからの通院費等はその都度会社で支払うと言われました。この状況は正しいのでしょうか？

②勤務先は元請会社で私の会社は下請会社です。業務を請負、業務に必要な設備は元請のものです。元請会社は今回件に関係があるのでしょうか？
（私個人の確認不足で感電しましたが設備的にも問題があるように思います。）

③入院は一日だけですが労災になるのでしょうか？

長々と書いてしまい、すみません。内容が不十分な点あると思いますが、アドバイスお願い致します。

Answer 1

①労災の扱いをしていないので法令違反です。

②元請けの労災を適用してもらいます。
設備に問題があるのならば元請けは重大な処罰対象です。

③原則論ならば赤チンでも労災です。

会社が労災隠しをする気なのでしょう。
たとえ、治療費や休業補償を全額会社が支払っても
届け出をしなければいけません。

◎左腕と右手間で回路ができています。
感電災害の怖いところは、体の抵抗値でジュール熱というものが発生し
回路（電気の流れた部位）を焼いてしまいます。
（簡単に表現すると）

その場は大丈夫でも、時間経過とともに回路上の組織が
腐ってしまう可能性があるので（元に戻らない）
様子を見なければいけないのです。

慎重に経過を見てもらわないと
重大な後遺症が出る事があります。

数日後に死亡する事も年間に何例かありますから。

>高圧感電事故

高圧の特別教育を受けていますか？
高圧感電の可能性がある近接作業を行う場合には
電気工でなくても教育を受けないと作業はできません。

未受講で仕事をさせ、労災隠しとなると
会社は重大な・・・かなり厳しい処罰を受けます。

感電災害防止インストラクター

Answer 2

一般論で回答します。
①労災に当たるので、正しく無いと思います。
②監督責任者に責任が生じますが、おそらく
高圧電気工事作業関係の法律で責任者が定められていると思います。
（この辺は、詳しくないので自信なし）
③怪我の度合いで労災を決めるものではありません。
労働中に起きた事故は申請すれば全て労災となります。

Answer 3

全てに的確に答えられませんが、①について。これは、労災保険で全て処理すると翌年の労災保険の保険料が高くなるため、会社が嫌がるのです。私も機械に指先を挟まれたことがありましたが、現場の主任の第一声が「大丈夫やな、病院いかんでええな」と言うものでした。正しいかどうかと言われたら？ですが、会社が全額負担をしてくれるのなら問題はないのでは？