解決済み
公認会計士と税理士について。公認会計士は登録すれば税理士業務も出来るっていうのはおかしくないですか?会計士は毎年3000人程度で、税理士は毎年1000人程度。正直このままじゃ税理士資格自体意味ないような気がします。昨日ある本で公認会計士と税理士を比べている内容のものを見ました。公認会計士が激増していき、監査法人ではなく税理士のように税務を行っていくような時代になれば頑張って税理士を取得するのはどうなんだろうか?と考えていると、明らかに公認会計士の方が得な気もします。公認会計士が税理士のように税務が出来るって言う事は、公認会計士は税理士の試験を合格出来るぐらいの実力はあるって事なんですか?このような事に無知な僕的には、税務は税理士の方が優れていると思うのですが実際どうなんでしょう?結局言いたいのは本?に書いてあった公認会計士と税理士を比べるような内容にとても違和感があり、今まだ簿記一級勉強中の身ではあるんですが、税理士を目指している僕にとってはいかにも会計士のが優れているみたいな内容に少し腹が立つように感じました。二つは共に会計資格ですが、公認会計士は監査や上場などで、税理士は税務と、全く違う仕事なのに比べるの自体おかしいと思います。今度税理士法が改正されるみたいですが、正直色々不安です。会計士が激増して税理士がどんどん衰退していくんだろうか?とか考えてしまいます。会計士が税理士登録するのにも何かしら試験のようなものに合格しなければいけないだの、そもそも税理士登録できないようにならないだろうか、なども考えてしまいます。現在、世間には会計士も税理士も飽和状態というのは知ってるんですが、これから税理士を目指す人の将来は暗いんでしょうか? 色々不安で全くまとまりのない文章になりましたが、回答して下さる方がいましたら幸いです。
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税理士や会計士の資格の「難易度」を評価する際、当然の話ですが「免除」のルートを除外した評価にはなりません。 主さんのおっしゃる通り、確かに税理士の5科目合格は困難です。 私も、簿記論・財務諸表論・法人税の3科目を持っていて、会計士試験も持っていますが、簿記論・財務諸表論は会計士試験と比べるとついでで取れるレベルですが、法人税は相当高い難易度だと感じました。 しかし、税理士試験は大学院での科目合格と、国税局勤務での全部合格の別ルートが存在します。 国税局は、中卒・高卒生で構成され、まじめに高校に通っていればそこそこ簡単に入学できる「税務大学」から直結しており、 世間からすると「難関」とは言い難い進路です。 そこで、10年勤め上げれば無条件で税理士試験が「合格」とみなされるわけです。 大学院の科目合格にしても、ネックとなる税法の科目合格を2科目とってしまえば、 簿記論・財務諸表論は会計士試験のレベルからは相当低下する知識で取得でき、残りの一つも勉強量が少なくて済む科目を選んで受験すれば比較的用意に取得できます。 このように、税理士は時間とお金を使えば容易に取得できるという別ルートがあり、税理士の難易度は官報合格にこれらを合わせて評価されるので、純粋に官報合格に対する評価と、世間一般からの評価がずれるわけです。 このような認識のずれが、主さんの「おかしい??」という感覚につながっているのでしょう。 官報合格だけみれば会計士とそれほど大差ない難関資格に思えるかもしれませんが、実際には抜け道ルートも全部足して平均した難易度となるため(世間は自分なら取れるかな?と考えてその資格の難易度を判断するので、むしろ抜け道ルートの方が難易度評価の対象として見られ、官報合格の難易度の方が埋没する可能性すらあります)、そのような状況になるわけです。 とはいえ、それが問題だとは思いません。 ある日突然「会計士が税理士登録できるようになった!」という話であれば、それ依然に税理士登録していた人からすれば「ふざけんな!!」って話でしょう。しかし、会計士が税理士登録できたのは、計理士が会計士認定試験を受験し、合格者は会計士になり、不合格者は税理士になるという選抜を経たものである事に起因します。なので、当時計理士に登録していて、税理士になった人は会計士になるチャンスがあったにも関わらず試験に合格できなかったので致し方ありません。 その後は、そういう条件で試験を受け、合格しているわけですから、会計士がずるいと思うなら、会計士を受験すればいいだけのはなしです。資格とはそういうもので、その教授するメリットが大きいなら、市場の原理でその難易度は調整されます。 主さんが思うように、「会計士はずるい!!」と皆が思うのであれば、能力の高い地頭の良い人は皆会計士試験を受験し、合格率よりも実際の難易度は高くなっているでしょう。 実際、私は会計士試験も税理士試験も受けていますが、会計士試験は合格者人数や合格率であらわされるよりずっと難関です。天才レベルの人達が毎日15時間勉強しているので、税理士の受験者の平均能力よりはっきりいって会計士受験者の方が高いです。それでも、向こうが、難易度に対してベネフィットが多いと感じるのであれば、そちらを受験すれば良いだけのはなしであるのではないでしょうか。
なるほど:6
税理士試験合格者です。 私は国税三法(法人・所得・相続)に合格しました。現在事務所勤務ですが、事務所の有資格者はほとんど国税三法合格者です。 このような御時勢であっても、私の勤務する事務所は年々顧客及び売上高が増加しております。 というのも、現在の顧客・不動産会社・証券会社から次々に顧客の紹介を受けているためです。 これから税理士業界はますます厳しさを増していくといわれています。会計ソフトの発達・会計士の税理士業界進出の加速・団塊世代国税庁OB税理士などの増加・・・などによるものです。 ですが、最終的には自分自身だと思います。 手前味噌ではございますが、誠実に良い仕事をしていけば結果は後からついてくるかと存じます。 先ほど申し上げた税理士業界激化の理由ですが、確かに「記帳・申告業務」しか行っていない税理士はその荒波に巻き込まれていくでしょう。 これからは顧客に節税を含めたいろいろな御提案・アドバイス、つまり付加価値を与えることができる税理士のみが生き残れると思います。私の勤務する事務所の所長が「ただの申告係になってはいけない」と申しましたが、まさにそのとおりだと思います。 なお私は、これからは資産税(複雑な相続・譲渡及びこれらを含めた税務アドバイス・節税スキーム・御遺族のフォロー)のできる税理士の需要が増すと思います。 会計士は元々の会計センスもあり、法人税や消費税の申告業務にはすぐに慣れて行えるようになると思います。 一方、試験に出題されない、また、畑違いな資産税にはなかなか手をつけられなく、この分野が税理士の強みだと思います。 資産税でないにせよ、一芸に秀でた税理士、人間的に魅力ある税理士(営業力を含め)だけが生き残っていけるでしょう。 。また、プラスアルファで他の資格や分野の勉強を行うことも必要になるでしょう。 何にせよ、会計士を含めた既存の同業者に打ち勝っていくためには、最低でも国税四法(法人・所得・相続・消費のうちから3科目)のみを突破し、その後も税理士試験の合格にあぐらをかくこと無く、日々勉強努力を進めていけることが当然であると思います。
なるほど:1
会計士が税理士登録もできるというのは、もともと、海外には税理士に当たる資格がなく、会計士が税務まで見ているという事情があるようです。 日本の税法は複雑で税務に特化した税理士も必要なのではないかということから、税理士という資格が設けられたようです。 実際会計監査を行う中で税務を理解できていないと税効果会計や、税金まわりの数字が正しいかどうかを判断できないので、会計士は税務に無知というわけではありません。 もちろん、税理士のほうが詳しいのは確かですが、税理士ですら選択科目制であることから、すべての税法に詳しいわけではないのに、すべての税務を請け負うことができるのはやはりおかしい話ではないでしょうか。 おかしいと言い出すときりがないというか、我々ではどうしようもないことなので、自分の力でどうにかできる部分に意識を向けるべきだと思います。 会計士のほうが得だと判断されるなら会計士受験に転向するべきですし、税理士も会計士もこれからどんどん増えて競争が厳しくなるのが嫌なら受験そのものを辞めるという選択肢も考えるべきだと思います。 資格というのは取れば安泰というものではありません。あくまで、業務が可能になるだけであって、実務能力はゼロなので、資格とは別に経験を積み顧客の信頼を勝ち得ていくほかありません。 普通に起業するよりはうまくいく可能性は高いかもしれませんが、資格取得はスタートであって、ゴールではないことを踏まえてないと、どっちにしてもいい人生にはならないと思います。不安になるのは自分ではどうしようもないことに意識を向けるからです。自分のコントロールできることに意識を向けてがんばってください。
もちろんおかしいです。 試験を頑張って受験している人に失礼です。税務署OBや大学院免除も同じです。 まとめて(OB・免除・会計士)言えば『税理士試験合格者と同等の能力があるとみなされるなら試験は容易に合格するから堂々と試験に合格しろよ。それが民主主義だと言いたい』との話です。 これから法が改正されても効果は遡及しませんから今、登録した者は永久に保証されます。 もっとも税理士も同じで行政書士に無試験登録は返納すべきです。行政書士試験を真剣に受験している人に失礼です。 このような実力の国家試験制度を壊す仕組みは無くさないと有資格者で市場が供給過剰になり益々自分らの首を絞めます。
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