税理士事務所もしくは経理関係に就職を希望しています。 事務所探しや職種などについてアドバイスいただければと思います。

Question

税理士事務所もしくは経理関係に就職を希望しています。
事務所探しや職種などについてアドバイスいただければと思います。34歳女性、既婚（子供なし）。
昨年税理士資格を取得したので、ハローワークで数個の税理士事務所を探し応募しましたがいずれも断られました。
私自身は金融機関での勤務経験はありますが、経理事務の経験はありません。
応募要件が経理事務員（未経験可）だったので、まずは経験を積みたいと考えた上での応募です。その旨も履歴書に記載しましたが、書類選考の段階で落とされてしまいました。
継続して求人情報が出されており、誰か他の人に決まった様子でもありません。

経理事務の応募に対して、資格を保有していることに何か不都合があるのでしょうか？
未経験可としながら、面接さえも受けさえてもらえないことに納得感がありません。
自分としては一刻も早く実務経験を積みたいと考えており、給与水準等に拘りはありません。

因みに夫の転勤により地方の小都市に移住したため、税理士の職種募集は全くありません（未経験なら尚更ないと思います）。

Answer 1

こんにちは。
東京の税理士です。
会計事務所での経理を断られたのか、一般企業かは文面では判断できませんでした。

経理事務員（未経験可）という募集において、普通の企業が経験がないとはいえ、資格者を採用することは考えられません。企業の採用する側にたって考えてみて下さい。「そんな知識の高い方でなくてもいい」「給与はそんなに出せない」「使いづらい」など考えるのが当然ではないですか。

税理士の職種募集は都市部の大きい事務所(監査法人)にかぎられます。普通の事務所は、資格者はいらないのです。かえって顧客をいずれもっていかれると恐れる所長も多いでしょう。それに、34歳という年齢もネックです。

しかし、私なら貴方と面接すると思います。私は貴方に魅力を感じるからです。私自身、米映画会社、レコード会社、そして投資銀行系などのサラリーマンを税理士前にしていました。会計の勉強だけしてきたよりも、他の仕事をした後に税理士となったということについて、私は認めるからです。

小さい事務所ですが、東京にこられるなら面接いたします。

とはいえ、そうはいかないかもしれません。地方の小都市でも、辛抱強く会計事務所への就職を探す努力をするしかありません。女性税理士、会計士の事務所、大学で教鞭をとっておられる先生の事務所、私のように理解してくれる事務所などを見つけることです。

http://www.kaikei-kyujin.com/
会計求人.com

をはじめとしたインターネットの求人を見て、当たってくだけろで応募して下さい。
いつか当たりますよ。

Answer 2

単純に年齢でひっかかってるのかもしれません。
未経験者を求める場合、安い給料で済む若い子が欲しい場合が多いかも。本人が安い給与でいいと言っても、年齢での相場があるのが一般的なので。

Answer 3

今は求人にあれこれ縛りをつけることができない法律になっているので本音と建前はおおいに違うのかも。あとは給料の問題とか（手当てを要求されそうとか）、すでに働いている社員とのバランスもあるでしょうね。

一般企業で書類すら通らないのは、履歴書に税理士の資格を見せた上で「（税理士になるために）経験を積ませてほしい」ということをバカ正直に書いているからではないかな。経験積んだらそのうちやめます！じゃ企業にしてみれば「失礼な」ということになりますよね。そこらへんの戦略やアピールポイントは考えたほうがいいと思います。ある程度の方便も必要かと思います。

ちなみに私も経理が本職ですが、転職活動中焦って受けた一般事務の面接で「あなたは経理の経験と・・・資格の勉強もされてるんですね。じゃぁやっぱり将来はそっちにいっちゃうんだろうなぁ」と序盤にズバリ言われたことありますよ。もちろん不採用。履歴書や態度に自分では気づかない何かが出てしまってるんだと思います。その仕事に対し愛着がなかったからか誤字もありましたし。心ここにあらず、その会社や上司になるであろう面接官を見ていなかったから、その時はそう言われて何も言えなかったですね。

Answer 4

求人先が書類選考で落としてきたのは、質問者さんが有資格者であることで、事務所の内情が分かったらさっと独立起業して、それで顧問先を奪ってしまうリスクに対応したからです。

質問者さんは「まずは経験を積みたいだけ」でも、事務所を経営している先方からすればそれだけの温度差があります。書類選考ではこの志望理由は最悪というもので、実質にも「経理事務の応募に対して、資格を保有している人は不都合」になってしまうのです。

ですので、質問者さんは本来の志望理由を封印して、「せっかく取った税理士資格を遊ばせておくのはもったいない」というような理由に持っていきましょう。同時に、配偶者が転勤族ゆえに長くは勤められない可能性にも言及しておきましょう。これで初めて、他の（無資格未経験の）応募者と同じ土俵に立てることになります・・・

…ぐっどらっく★