一級建築士・二級建築士について。

Question

一級建築士・二級建築士について。建築士の資格について教えて下さい。

主人（２９）ですが、今一級建築士の資格を取る為に勉強中です。
勉強中と言っても独学で、仕事（現場勤務）なので思うようには進んでいないように思います。
勤務先の会社の経営は悪く、転職も考えています。

質問なのですが、
①建築士の資格は一級・二級ともに専門の学校に行かなくても取得出来るものなのでしょうか？
②転職に関しては私も反対ではなく、主人の思うようにすればいいと思っています。
主人は二級には興味がなく、一級一本勝負なようです。転職先はデベロッパーを目指しているようです。
転職の際、資格は無いよりあった方が良いのでは？と思うので、まずは二級を取得する事に専念した方がいいような気がするのですが…。
実際どちらを目指すのがいいのでしょうか？

分りにくい文章で申し訳ありません(´_ _)

Answer 1

ご主人の受験資格についての言及がありませんが、話の流れ的にそれは当然あるものとして答えますと、

①については独学でも合格は可能です。
一般論的には資格予備校に行った方が合格率は高いですが、1次試験は独学でも十分合格の可能性はあります。
よく資格予備校の宣伝文句にカナリ高い合格率を書いてますが、それは模擬試験だけ受験した人も含まれていたり、
逆に授業や宿題の提出率8割以上に母集団を絞ったりの条件付きの合格率ですから、結局は学校に行こうが行くまいがキチンとしっかり勉強した人が受かる試験です。

②1級の受験資格があるなら普通は2級は受験さえしませんので、1級一本に絞って良いかと思います。
単純に言うと2級で扱えるのは戸建住宅レベルの規模までですが、1級はそれ以上の全てですから、1級と2級の試験の難易度の差より、1級と2級の権限の差の方が圧倒的に大きいんです。
デベにも色々ありますが、マンションを扱うデベなら１級じゃないと資格を持ってる意味が薄いですし、
2級で意味のあるデベでは転職する意味が薄くなると思います。

ただ、1級建築士の資格であっても、昔からギョーカイ？の一般論にとしては「足の裏の米粒」と言われています。
そのココロは「取らないと気持ち悪いけど、取っても食えない」。
でも転職の際にはまず資格の有無でエントリー出来るか出来ないかが大きく分かれるので、「資格は無いよりあったほうが良い」と言える様なレベルの話ではなく、逆に人生を分けるほど大きな問題だと思います。

ですので今年確実に試験に合格できるように、しっかりサポートしてあげることが貴方にとってのベストな選択かと思います。