解決済み
牧場の仕事をされたことある方教えて下さい。 現在普通の会社員ですが昔から牧場で働いてみたく年齢的に最後のチャンスかと思い、現在転職しようかと真剣に考えてます。休みや給料は今より全く違うの構いませんがとても大変だと聞いてます。 ただ未経験なのでどのくらいの大変さかは知らないので実際された方どんな感じか教えていただけませんか? 現在関西に住んでいますが可能なら北海道に移住して転職するつもりです。 何の資格もないし、年齢は30独身女性ですが可能でしょうか。 単なる興味本位とかではありません。 どんなことでもいいので教えて下さい 。
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乳用牛の乳房炎に関する研究で、酪農の現場に出ていた経験を紹介します。 酪農は、重労働と、知識を必要とする、一般のサラリーマンよりも大変な職業です。 (設備投資) 普通、牛舎の建設に数千万円が必要です。あと、利益性を確保するために必要な乳牛数は50頭、1頭あたり50万円程度です。牛舎4千万円+乳牛2500万円+搾乳機1000万円=計7500万円程度が必要です。 (経営の難しさ) 牛乳の乳価は、85円/Lです。沢山搾乳すると、売上は高くなりますが、過搾乳となり、乳房が炎症を発生させます。乳牛が乳房炎になると、乳量が減少するので、利益を低下させます。また、完治しにくいため、1頭50万円で購入した乳牛を、淘汰といって肉牛に回します。 すると、乳量の低下による損失と、乳牛の損失が発生してしまいます。同時に、乳房炎にかかると、他の牛にも菌が伝播して、乳質を低下させます。 牛乳のなかに、血液が混じるので(酪農家別に協会が測定)、乳房炎を発生させた酪農家は、血液の量に応じて、ペナルティ(追徴金)が課せられます。 (酪農の知識が必要) 牧場の経営を安定にするには、乳房炎にかからないようにし、しかも乳量は一定量を確保することが必要になります。日本の酪農家の約3分の2が乳房炎に苦しんでおります。 酪農家の経営状態は、2極化していて、多くは経営が成り立たず、廃業に追い込まれています。10年前には、3万件あった酪農家が2万件となり、現在も減少を続けています。 設備投資が巨額なので、廃業すると、大変な借金を抱え込み、再起は難しいのが現状です。 (重労働) 1日、2回、12時間おきに搾乳します。搾乳前には、乳房を全部掃除することが必要です。年中、休むことができません。 搾乳後は、毎回、搾乳機と、配管を洗浄する手間も、深夜に至る場合があります。 それ以外でも、牛糞の堆肥化(屋根で覆う規則です)、牛舎の糞の掃除、えさやりが必要で、搾乳以外の時間も、それに費やすことが必要になります。 とうもろこしの飼料も高騰すれば、酪農の経営を更に圧迫します。一生懸命努力を続けても、乳房炎、淘汰牛の発生で、なかなか報われないのが実情です。これは、欧米も同じです。 乳質を安定させ、病気を発生させず、飼料も低コストに抑え、牛舎の清掃等の清潔作業(重労働)に打ち勝って、一部の農家が食べていける状態です。 優良酪農家で、1頭あたり、本州では、年間10~20万円の利益、50頭で500~1000万円の利益となり、複数の従事者になると、そこから分配します。 本州の平均頭数は、50頭で、北海道は、それより多いですが、それだけ、巨額投資となり、複数の人も必要となり、リスキーです。 経営を安定させるため、家族で酪農を行い、一人当たりの人件費を抑えているのが現状です。 一部の酪農家は、良質な牛乳を生産し、経営が成り立っています。
近所の牧場で働いている人は家畜のような扱いで、休みなしで働いても月3万の給料でした。外とのつながりもないので、女なのに見た目も超汚くなってました。
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