不当解雇されたということで訴訟を起こしている人って 裁判が終わるまでの生活費について何の支援もありませんよね？ （裁…

Question

不当解雇されたということで訴訟を起こしている人って
裁判が終わるまでの生活費について何の支援もありませんよね？
（裁判中の生活費を国が用意するなんてことはない）解雇を取り消してもらってその職場で今後も働きたい、
でも今の貯金ゼロ、借りるあてもない、なんていう人は
訴えることすら厳しいから
さっさと泣き寝入りして1日もはやく次の仕事につくしかないですよね？
（不当解雇で訴えるなんてのは金銭的に余裕がある人がやること）

Answer 1

・生活費として、「賃金仮払い仮処分」があります。

・普通の労働者は、ご質問の通りで、弁護士を数十万円～数百万円で雇って、何年も裁判をしたいとは思わないと思います。

・さっさと泣き寝入りして1日もはやく次の仕事につく方が良い場合も多いと思います。特に、会社が大弁護団を組織する場合には、厳しい戦いになると思います。

・しかし、私は、労働者は泣き寝入りするべきではないと考えております。「あっせん」での労働紛争解決を推奨しております。

Answer 2

弁護士です。

不当解雇案件を多く扱っています。

争っている間の生活費が心配なケースは確かに多いですが、
勝てば一気にまとまった金銭が手に入るわけですし、
争う人はそれを目指して実行します。

働かずして、数か月分の給料がもらえるわけですから争うメリットはかなり大きいです。

その間の収入はアルバイトをしたり、
就職しつつ不当解雇を争うこともあります。