解決済み
涼子が試験をあきらめたのは… 家のこともありますが、主に母親のためでしょう。家格や使用人の生活もですが「何よりこんな母を見捨てられないの」と言ってましたよね。 それまでは母の言いなりに良家の子息を婿にとって男爵家を継ぐことに反発して始めた勉強だったのでしょうが…(涼子の母親は「あんなくだらない試験をまだ受けようとしていたの?」と寅子たちにも言ってましたね) 婿養子だった父親が芸者と駆け落ちしスキャンダルになったことで、母親は男爵家の直系としても女としてもこの上なく傷ついたでしょう。アル中もひどくなってた。 その母のたっての願い(もちろん勉強は即刻やめて言われた通りの相手と結婚する)を聞き入れることで母の心を守ろうとしたのだと思われます。 山田に対して「あなたのように強くなりたかった」と言ってましたが、自分を縛るしがらみを断ち切って自分の夢を貫く強さは持てなかった、ということなのでしょう。 梅子の場合は… 当時は離婚すれば妻は子供だけでなく資産も失い(というかもともと妻の資産はない?)ますから、離婚した後に私財で弁護士を雇って親権を争うのは無理だったのでは… もともと母親が親権を獲得するのはとても難しかった時代なので、梅子は自力でその道を模索し夫と闘うために法律を学ぼうとしていたと思われます。 「もう二度と子供に会えると思うな」と離婚届をつきつけた夫は、妻が最もダメージを受けるのに効果的な手段と時期(試験当日の朝)を選んだのでしょう。試験を受けてる場合じゃない、せめて自分になついている三男だけは、と連れて家を出るのがやっとだったのでは。 そして長男についてですが、当時は長子相続だったせいか、長男だけが重要視されました。 梅子は長男を産んですぐに姑に長男を取り上げられ、自分で育てることはできませんでした。姑と夫の価値観のもとで育てられた長男は、夫のコピーみたいな男に成長してしまいました。父親の価値観をそのまま受け継いでるので、母(もしくは女性全般?)のことも蔑視するのかと。
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「こころざし半ばに諦めた友」を量産することで、彼女たちの思いを背負っているから、負けられない。これからも闘う…との演出なんでしょうね 私もそこは好きではありませんが、引っかかるのはそこだけではないです。こういう世界観でずっと「怒り」を起爆剤にするらしいと、割り切るよう努めています モデルの方は卒業前に現役で一発合格し、(同級生か先輩か忘れましたが)他に2人の女子も合格したそうで、この上なく優秀です。あえて浪人設定にした意味も「悔しさ」をバネにするため? 当時の事情と現代人の価値観が混ざっていて、いろいろ???で、違和感もありますが、全体として興味深いので見続けています
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