解決済み
固定残業代の批判について最近、アパレルブランドを展開するTOKYO BASEが大卒初任給を一律40万円に引き上げることが話題になりました。しかし、この40万円には80時間の固定残業代を含むそうです(1日8時間1ヶ月あたり20日勤務と考えると、正味の初任給は約24万円です)。このことがネットでかなり批判の的になっていました。 固定残業代は、"残業してもしなくても払われるものであり、超過分は別途残業代を支給する" ということですが、個人的な体感ではあまり良い評価を聞かない気がします。しかし私としては、「残業しなくても〇時間分の残業代がもらえ、仮に残業が〇時間を超過したとしても別途残業代がもらえるなら、労働者に一方的なメリットがあり経営側にはデメリットしかないのでは?」と考えてしまいます。 無知故にわからないのですが、TOKYO BASEが固定残業代で批判を浴びているのはどういった理由からでしょうか。また、固定残業代制度は、労働者と雇用者においてそれぞれどのようなメリットとデメリットがありますか。詳しい方お聞かせください。
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過去に固定残業代(みなし残業代)制度を導入していた会社を3社経験してきましたが、私の経験上ではお得過ぎる制度でした。仰る通り、残業時間を減らすほど時給単価が上がり、仮にみなし時間を超えてしまってもその分はしっかり給与にプラスされるので、何が問題なのか個人的には分かりません。 >TOKYO BASEが固定残業代で批判を浴びているのはどういった理由からでしょうか。 ネットの声をサッと見た限りですが、固定残業代制度自体への理解が浅く、月80時間の「固定残業」が定められており、その時間必ず働くものと勘違いしている人がかなり大勢いました。 また把握していたとしても「どうせ80時間働かされるに違いない」とブラックだと決めにかかっている意見も多かったですね。 とはいえ、36協定ではどれだけ多くても最大で年720時間(月平均60時間)が上限と定められている中で80時間を設定するのは、確かに少し節操が無いなとは思います。(とはいえ固定で支給されるんだから別にいいじゃないかと個人的には思います。) >固定残業代制度は、労働者と雇用者においてそれぞれどのようなメリットとデメリット 労働者のメリットは最初に書いた通りです。 雇用者(使用者)のメリットはいくつかあり、まずは残業代の算定が楽になること。大勢いる社員の労務状況に応じて給与計算するのって思った以上にコストがかかるもので、固定で払えば面倒な計算がいらなくなってその分コストカットできます。 あとは支出の予測がつきやすい事ですね。その月に発生した残業の量でコストが大幅に変わってしまうのは経営管理上も好ましくないので、固定で定めておくことで事前に把握しておけるわけです。 あとは労働者、使用者どちらもですが、業務効率化の観点ですね。残業時間を減らすほどお得になるので、それまでダラダラと居残って残業代を稼いでいた社員は早く仕事を終わらせる方が良いという判断になり、会社全体の労務状況や生産性が改善される可能性があります。
残業時間月80時間って超過したら労働基準法違反ですよ。 あと固定残業代は残業してもしなくても支払われるものですが初任給40万円なら基本給でその金額にした方がイメージ良いじゃないですか。にも関わらず80時間の固定残業代って80時間も残業させるブラック企業なのかな、と思いますよ。
固定残業を給料に含めてあたかも沢山貰えるように見せているのがよく問題とされます。 また、固定残業は確かにメリットしかないように感じますが会社もそんなに甘いわけはなく固定残業分は働くことを前提としたような業務をさせるでしょう。今回は月に80時間分となっており過労死ラインのレベルです。
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