解決済み
土木設計、土木工事について、質問させてください。 ロックボルトの施工で「孔壁が自立する」という表現がありますが、 イメージが良く分からないです「孔壁が自立する」とはどういった状態でしょうか? 素人な質問で申し訳ございませんが、ご回答宜しくお願いします。
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「孔壁が自立する」とは、穿孔した孔の壁面が崩れずにそのまま保たれる状態のことを言います。 孔壁が自立するかどうかは、地質や穿孔方法によって異なります。 孔壁が自立しない場合は、削孔時に孔壁を支持するための工法が必要になります。 例えば、二重管削孔工法では、外管と内管の間に空気や水を送り込んで孔壁に圧力をかけることで、孔壁を自立させます。 また、NJD工法では、粘土状になったスラリーを孔壁の亀裂部に浸透させることで、孔壁を自立させます。 孔壁自立工法では、穿孔水に替えて水溶性高分子水溶液と圧縮空気の混合気を霧状に噴射し、くり粉を排出しながら穿孔し、孔壁の崩れを防止します。 孔壁が自立すると、削孔効率や施工品質が向上します。 また、孔壁が自立すると、削孔径を小さくすることができます。 孔壁が自立し、その他条件でもφ65mmの施工が可能な場合は、φ90mmよりもφ65mmの方が、材料費や施工時間が節約できます。 孔壁が自立するかどうかは、穿孔前に地質調査や先行工事の掘削状況などを参考に判断する必要があります。また、穿孔後に孔壁の崩壊形態やくり粉の状態などを確認することも重要です。 孔壁が自立するかどうかは、地山補強土工法の設計や施工に大きな影響を与える要素です。
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