解決済み
就職について。 福祉系学部に所属していて、今後社会福祉士の資格を取るつもりでいます。 しかし中学生の頃から国際関係に興味を持っていて、大学を決める時には社会福祉か観光かで迷いました。最近就職について考えるようになったのですが、バイトで外国人とコミュケーションを取ったり、空港に行ったり、オーストラリアへ語学研修へ行ったりして、より外国人と関わる仕事がしたいと思うようになりました。飛行機を見ていることも好きなので空港で働きたいとも思うようになりました。 一方でせっかく社会福祉士の資格を取るために学部へいき、実習も行くのに、資格を活かせる仕事でなくていいのか?とも思います。 空港で働くことを選ばなかったら、やりたいことをしなかった・また挑戦しなかった、と後悔する気がするし、社会福祉士を選ばなかったら、せっかくの資格がもったいない。と思ってしまうと思います。 わがままなのは分かっているのですが、社会福祉士の資格を活かせるような空港の仕事は無いでしょうか。
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空港で働く職種で社会福祉士に近いもの(それでもだいぶ遠いですが)だと入国審査官でしょうか。 入国審査官のお仕事は大まかに言えば、日本を訪れる外国人のパスポートを確認したり危険物持ち込みがないかの「出入国の審査」、不法入国や不法滞在者を取り締まる「違反審査」、在留期間の変更を審査する「在留資格審査」があります。 このうち、難民認定されている方•認定しようとしている方の在留資格審査は、強いて言えば社会福祉士でいう生活保護関連のサポートに近いような遠いような…と言った感じでしょうか。 入国審査官は空港職員ではなく、法務省所属の国家公務員であることからも分かるように「司法」の色が強いお仕事です。 福祉が必要な人に手を伸ばすでもなく、観光発展に寄与するでもなく(これらの側面が無いとは言いませんが)、主な使命は日本に持ち込まれそうな犯罪因子を国の入り口でシャットアウトし治安を守ることです。 また、社会福祉士の実習や国試対策をしながら入国審査官になるための国家公務員試験対策まで並行してできるの?という課題もありますね。 社会福祉の精神や知識が役立たない仕事はないと思います。空港には色んな人が訪れますから、入国審査官や各窓口に立つグランドスタッフなんかでは大層役立つでしょう。社会福祉の「精神」は。 しかし、国家資格として役立てたいのであれば空港は向きません。 せいぜい面接で話のタネの一つになるかも、くらいなもんです。TOIECの点数でもアピールした方が良さそうですが。 観光の面はありませんが、社会福祉士でありつつ外国人と接したいのであれば 国立国際医療研究センターや都立広尾病院など外国人の受け入れが多い総合病院での社会福祉士の採用枠を狙うのはどうでしょうか。 日本の医療を受けたい海外在住の方、日本に身寄りがない外国人留学生、医療通訳無しでは医師看護師技師等とのコミュニケーションが難しい方。 これらの患者さん、それを支える公的or民間サービス、病院の3点を橋渡しするのが医療機関における社会福祉士の業務のひとつです。 もちろん、どれだけ外国人受け入れが多い病院で働いたとしても日本人患者を相手に、いわゆる普通の社会福祉士として介入するケースの方が多くなります。 資格や福祉を重視したいのか、外国人との関わりを重視したいのかよくお考えになった方がよろしいかと思います。
社会福祉士の資格を活かせない仕事はない。 それがわからないというのであれば、まだまだその分野での社会福祉観点でのリサーチが十分ではないということ。
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