現在東京都で最低賃金でネイリストをしています。給料に関して不満を感じていてこれは仕方ないものなのかな？と思い質問させてい…

Question

現在東京都で最低賃金でネイリストをしています。給料に関して不満を感じていてこれは仕方ないものなのかな？と思い質問させていただきました。ネイリスト歴は今年の8月で1年になります。 また、ジェルネイリスト検定上級、ネイリスト検定1級を所持してます。(ネイリスト系の検定はどれもいちばん難易度の高いものまでショジシテマス。)

また、お客様の持ち込んだデザインはほぼすべて対応出来、3Dパーツというキャラクターのパーツ作成もできます。(キャラパーツ作成は人に寄って上手い下手がありますが、私の作品例を見て上手いので予約しました！とお客様によく言われるのでおそらく上手い方です )

指名のお客様は平均して月20名ほどいます。

7月からジュニアネイリスト(美容師さんで言うアシスタント、通常より少し安い価格(1000円から2000円程)でお客様を施術)を卒業して通常のネイリストになれました。

本題に入ります。

ジュニアネイリストを卒業して通常ネイリストとして様々なメニューをこなして指名のお客様も呼んでいるのに最低賃金から上がりません。
店長に給料が上がるか聞いたところ、ある程度のことができて今給料(最低賃金時給) だから当分は上がらないかなといわれました。

周りの同じく最近通常ネイリストになった子や、まだジュニアネイリストをしている子は指名のお客様も片手で数えるくらいで、暇な時間が多く、一日接客をしない日もある中で私は基本休憩時間1時間とる余裕もない日もあるくらい多忙です。(日にもよりますが私は1日4万円ほど売上を作ってます)そのような子たちと同じ時給で働くことにとても不信感、不満を抱いてます。

ここまで差があるのに時給を一向に上げてくれないのって仕方がないことなのでしょうか？
それとも早急に勤務先を変えた方がいいのでしょうか？

ネイルの関係のかたや、そうでない方でも一般的に見た意見をいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

補足

アシスタントの施術価格は通常メニューより1000円から2000円安いの間違えでした。誤解を生ませてしまいすみません。(単価8500円から12000円が平均です)

Answer 1

当方ネイリストです。
勤務先を変えることをお勧めします。

今繁忙期のシーズンで
ジュニアネイリストはともかく
通常ネイリストさえも暇な時間が多いということで
そもそも予約が入っていない状況では
自分が1日4万上げても他の子の穴埋めで終わってしまい
自身の給与を上げることは難しいのだと思います。

私が今働いてるサロンでは
通常ネイリストで時給¥1300
スカルプメニューまで入れれば¥1500は貰えます。
都内です。

その代わりジュニアネイリストでさえも暇な時間がないくらい集客に成功してる忙しいサロンです。

良い転職先に巡り会えますように。
お互いネイリスト頑張っていきましょうね。

Answer 2

美容室経営者です。

お気持ちはわかります。ネイルは楽しい仕事です。僕自身は美容師ですが、30歳になってからネイルの勉強をした経緯がありますが、とてもとても美容の合間にできる技術ではなく、あきらめた一人です。

今回、あなたが言っているのは「お金の話」ですよね？ であれば、美容師だろうとネイリストだろうと、「売り上げを叩き出さないとお金は増えない」ことくらいはお分かりいただけると思います。
あなたの「指名のお客様月20名」が少なすぎてどうにもなりません。僕はネイルも扱う美容室経営者ですが、ネイルは美容をはるか上回る低利益のビジネスで利益を叩き出すにはあまりに厳しいです。正直、最低賃金を確保できれば上出来という現状、社員として雇用する会社は少なくなるばかり、これからは完全歩合の業務委託が常識になるでしょう。
うちも、「美容師もネイルもやりたい」人は採用しますが、「ネイル専属希望」は面接もお断りしています。

仮にあなたが確実に毎日4万円の売り上げをしたところで、月に100万にも足りません。しかもそのうち指名はわずか20名。あなたの会社はたった1000円や2000円でネイルをする赤字確定のネイリスト（アシスタント）を育てているようですから、あなたが獲得したわずかな利益はここにも流れています。

まずあなたに言いたいのは、つい最近まであなたも大赤字の原因の一人だったということです。

美容師もネイリストも「私の作品例を見て上手いので予約しました」よかったことだけは鮮明に記憶に残っており、満足いただけず失客した人は記憶に薄くなるものです。そこから成長したのが100％あなたの力であったなら、あなたの言っていることも少しは筋が通るかもしれません。

たった20人の指名、仮に単価が10000円としても指名売り上げはわずか20万。それでも、周りが「指名が一桁」という低レベルであれば「私は一番」と勘違いしてしまうものです。
もし単価が5000円とかなら、指名売り上げ10万円。笑いも出ない金額です。ここから一体あなたにいくらの給料を払えばよいのでしょう？

うちも以前、どんな細かい画像でも長さだしでも3Dでも作れる痛ネイルの達人がいました。美容師も兼ねていました。彼女はネイリストとしては天才的でしたが、美容師としては普通でした。その彼女も、ネイルの売上の低さに限界を感じ、徐々に美容師にシフトしようとしましたが、大した結果もだせないままウチを辞めました。何か大きな勘違いをしているようなので引き留めることもありませんでした。
しかも日本はどんどん貧しくなるばかり。ネイルをネイルサロンに行ってする人はどんどん減っています。

整理します。ネイリストは最低なほど利益を生み出しにくい産業です。よく調べもしないで好きとか夢とかでその職業に就いたのだとしても、それでもあなたの人生の決断です。
そして、あなたはつい最近やっと勝負の土俵に立っただけのヒヨコです。
おまけに指名がわずか20人。まずは「総売上100万円」ではなく、「指名売り上げを最低でも50万」は上げてから給料の話をされるのが筋でしょう。

不満なら、そのサロンをお辞めになればよろしい。あなたの穴はあっけなく埋まると思います。ネイリストなんて余っています。
あなたは会社を辞めて自力で血の出るような努力をされればよろしい。
乗り越えれば、何とか食べていけるかもしれません。
ただそれが、何年食べれるのか、僕には保証できません。
ネイルはどんどん機械でできるようになってきています。人間の力が必要なのがあと何年かもわかりません。

美容学校に100人入学して、30年食べていける人は1人か2人。
美容師はまだ国家資格がいる分、ハードルが高く守られています。
ネイリストは国家資格もいらず、誰にでもできるのでもっと確率が低いです。
天才的な能力とものすごい技術がある人、あるいは膨大な人脈がある人が成り立つだけの職業です。

あなたの能力で現状を覆すか、安月給でも文句を言わずネイリストを続けるか、他の職業に転職するか。

残念な回答で本当に申し訳ないですが、これしか言えません。
僕がこんなことを書いたのは、何も考えずに才能もないのに、覚悟もないのに「ネイリストになりたい」という若者にブレーキをかけるためです。