面接で印象が良くて、将来職場の仲間に迎えることを頭の中で想像し得るような相手だと、「お酒飲みますか?」って聞くことはありますよ。「こいつと職場の仲間たちと歓迎会して、一緒に酒飲んで、腹を割ってもっとたくさん話してみたいなぁ。」なんて思うような相手であれば。 家族構成は普通に聞きます。家族構成を聞くこと自体は社会通念上タブーとされている行為とは思いません。但し、家族構成を聞いて、「あ、シングルマザー環境で育ったんだなぁ」と思った場合でもなぜ片親なのか、どっちの何が原因で離婚したのかなどと聞くのは、本人の情報についての直接の質問でもなく、親の離婚の理由なんていうことは本人の能力とも関係ない話なので、そのような質問には踏み込みませんね。 長男であるとか、長女であるとか、年の離れた兄弟が沢山いるかとかいうのは面倒見がよさそうかとかの要素にはなります。 ある程度の年齢(40代以上の中途とか)の面接であれば、親の年齢、同居なのか、遠くの故郷で別居なのかとかも聞く可能性はあります。採用して短い期間のうちに介護優先の生活になってしまうかもしれないし、介護が理由で転勤拒否とかされる可能性があるのであれば、事前に知っておきたいなど。 根拠もなく根掘り葉掘り興味本位で聞くのはどうかと思いますが、なんらかの合理的な根拠があって、過剰にプライバシーを侵害(触れられたくないことを突いてくる)とかでなければ問題ないでしょう。
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