システムエンジニアは超売り手市場で転職無双できると聞きますがこれって本当なんでしょうか？？

Question

システムエンジニアは超売り手市場で転職無双できると聞きますがこれって本当なんでしょうか？？もしもこれが本当なら世の中のSEはこぞって超一流企業に転職すると思うのですが、実際超一流企業に勤めてるSEなんてごく一部ですよね？？
これってどういうことなんでしょうか？

Answer 1

本当ではないですが、間違いでもない部分はあります。

SEの属するSIの業界は階層構造になっています。一次請け（プライム）からn次請けまであります。2次請け以下は比較的転職しやすいです。ただし一次請けに上げる際には少々壁があります。あなたのおっしゃる超一流企業というのは一次請けに属するものだとお考えください。

Answer 2

元請企業のエンジニアというのは、実際に手を動かすよりも、プロジェクトマネジメント系の業務（下請けのコントロールなど）が主体です。あとは顧客折衝とかですね。開発作業もやる人はやりますが、数は少ないです。

下請けのエンジニアになればなるほど、実際に手を動かす人が多くなり、プロジェクトマネジメント的な業務は少なくなります。

求められる能力が全然違うため、下から上へ行くのは非常に難しいです。良くて、同じような会社への転職が関の山でしょう。しかし、この逆は難しくはないです。
下請け企業はとにかく客先にエンジニアを放り込めれば良いや、みたいな風潮があり、平気で経歴を盛ってきますし、ズブのド素人が高度なスキルが要求される開発現場に来ちゃった、なんてのもよくあります。しかも、一人で客先に放り込まれるなんてザラです。こういうことばかりしてるので、辞めていく人も多く、門は広いです。一昔前よりは改善されてきた気はしますけどね。

Answer 3

本当です。
転職斡旋関係の仕事をしていますが、
一流の文系大学を卒業したTOEIC800点の事務職員希望の転職希望者と専門学校卒業して基本情報処理技術者をもったSEがいたら後者の方が明らかに需要があって市場価値が高いと感じます。年収も後者が高くなる傾向が高いです。
需要にあまりにも歴然押した差がありますから極端な話SEは別に優秀でなくても売れるんです。
逆に事務職希望とかSE以外は最低でも優秀じゃないと売れないんです。

一流企業にいけるかはSEが100倍の壁なら文系職種なら最低でも1000倍の壁が立ちはだかります。

Answer 4

プロ野球で例えれば、ドラフト指名されるような有望選手やFA宣言を出すような実績の高い選手は、複数球団で取り合いになることもよくありますよね。年俸だって何億という水準になります。

でも、甲子園にレギュラーとして出場した、くらいの選手ではプロから声がかからない、入団テストを受けても落ちてしまう選手の方が圧倒的に多いんです。

システムエンジニアはそこまで「プロ」の人数が絞られた職業ではありませんが、本質的には同じことです。