物流2024年問題のことで。 東京都の私の市ではとても大きい物流センターの誘致に成功しました。

Question

物流2024年問題のことで。
東京都の私の市ではとても大きい物流センターの誘致に成功しました。https://built.itmedia.co.jp/bt/spv/2208/09/news023.html
でも今日の朝日新聞一面が 2024年問題について報道していて、 6面と7面でも報道で、 この大きな物流センターに来る トラックの運転手さんは大丈夫なのでしょうか？(;_;)。

待機するトラックが94台で、 作業するトラックが26台だそうです。

お仕事ができないで、ずっと待っていると言うことですよね？(;_;)。

Answer 1

トラックバースは待機する場所ではなく、荷物積み降ろしなどに使用するスペースのことです。ですのでトラックバース94台は作業するスペースが94台分あると言うことです。

また物流の2024年問題とはトラックが待機して仕事ができないと言うことではありません。これまでトラックドライバーは年間の労働時間規制が事実上なく、平均3500時間以上ありました。これを2024年に3300時間に制限しようと言うことです。これはドライバーの健康を守るためではありますが、当然賃金は減りますし、いままで200時間分運んでいた荷物が運べなくなると言うことが起きます。

このまま何の対策も打たないと2025年には28％、2030年には35％の荷物が運べなくなるとの推計も出ており、物流だけではなく日本の産業全体にまで波及する可能性が高いという状況を含め物流の2024年問題と言っています。

この対策としては無人運転や個人宅への再配送の対応、連結トラック、トラック以外の鉄道等の輸送へのシフト等色々と検討はされていますが、厳しい状況です。