会社から昇給の話がありました。 １．月給を月３０００円上げる ２．３０００円を毎月退職金に積み立てる。 どちらかを…

Question

会社から昇給の話がありました。
１．月給を月３０００円上げる
２．３０００円を毎月退職金に積み立てる。
どちらかを選ぶように言われました。
どちらが良いのでしょうか？

Answer 1

退職金として拠出すると税金や社会保険が昇給分にはかかりませんので、それだけでも大きなメリットがあります。
つまり、3000円を積み立てるか、税金や社会保険料を引かれて手取り2500円（例）をもらうかの選択になります。
自分で積み立てる場合は利息にも税金がかかりますから、退職金の方が運用でも有利になります。
また、退職金として積み立てると、社会保険料の会社負担分も減りますから会社も喜ぶことになります。

そこで、まず退職金の制度を確認しましょう。
確定拠出年金の場合や中小企業向けの退職金共済などに積み立てている場合は、積み立てた金額は会社の会計から切り離されて信託銀行等で保全されますから安心して拠出できます。
しかし、企業内で積み立てているような退職金制度の場合は、会社が倒産した場合はもらえなくなってしまったり、自己都合退職の場合に減額されてしまったり、業績により引き下げになる可能性があるなど、リスクがあることを考慮しなければなりません。

ですので、昇給分を生活費などで使う必要性がなく、積み立てたお金が保全される退職金制度であるならば積み立てたほうが良いと思いますが、そうでなければ給与で受け取った方が良いと思います。

Answer 2

昇級と、退職金積み立ては全く別次元の話。
どちらかを選べ、ってのも変な話ですね。
昇級は3000円。退職金積み立てをしたければ、給与から3000円天引する事もできる、という別途の選択となります。
個人的には会社なんかの積み立て、信用しないね。

Answer 3

会社の規模や質、内規、3000円の取扱いにもよりますが
私なら月給にいれてもらい、個人的に財形貯蓄にまわします。
昇給3000円が基本給であればボーナスの掛け率に反映されますし
会社が倒産して、そのとき退職金がもらえないような状況になる可能性もなきしもあらずなので
もらえるときに手元にもらっておくほうがよいとの考え方です。

Answer 4

その3000円が、直ぐにでもお小遣いとして欲しいものなら給料ＵＰでしょうけれど、3000円くらいなら変わらない、と思うなら退職金上乗せのほうが明らかに得だと思います。
まず所得税。年収で36000円増えて、税金も（収入の総額の違いはあれ）数千円増える。預金金利よりはるかに大きいです。

あとは、毎月3000円を退職まで貯蓄し続けるような努力をするか、と考えると、会社が自動的に積み上げて、退職金のときにドンともらえるなら、ありがたみも大きいように思います。
10年で36万、30年も勤めれば108万。忘れた頃にもらえる100万増額のほうが魅力的かな。