初めまして。ご覧いただきありがとうございます。 "休職から退職の流れ"と"退職後の傷病手当の申請"について質問させ…

Question

初めまして。ご覧いただきありがとうございます。

"休職から退職の流れ"と"退職後の傷病手当の申請"について質問させていただきます。現在仕事でパワハラを受け先月の半ばから休職している状況です。

入社して半年未満なので1ヶ月で症状が回復し復職できなければ退職になるとの説明を受けました。

現在症状は回復しておらずとても復職できる状況ではないため退職しようと思っています。

そこで質問なのですが
・復職できない旨は早めに会社に伝えた方が良いのでしょうか？
・退職になった際、備品の返却などで出社しなければいけないのでしょうか？
・退職後に傷病手当金を申請することは可能なのでしょうか？

ご回答よろしくお願い致します。

Answer 1

会社としては、休職していても社会保険料会社負担分など、福利厚生面で人を一人雇用していると経費が発生していますので、復帰できない、このまま退職する、という意向であれば、早めに伝えてもらいたいとは考えます。

が、反対に本人にとっては退職するまでは多少なりとも福利厚生面で補助されることを思えば、在籍できる限りは在籍したいと思うでしょう。
だから、会社の規定があるなら、そのギリギリまで待つか、会社から「休職の期間が終わるが、どういう状況か」ときいてくるまで待ったほうがいいと思います。

傷病手当金は、受給要件を満たしているのなら、後からでも請求は可能です（２年以内）。ただ、在職中の期間についての申請には、会社からの賃金支払い状況について証明してもらうなど、会社との連絡の面倒があることを承知してください。

備品の返却は、自分で持っていけるのなら、行って挨拶のひとつもしたほうが良いでしょうが、外に出るのが無理なら、手紙でも添えて宅配でもしかたないでしょう。
離職票など、書類手続きもあると思うので、退職手続きについて出社が必要か、どうするか、話し合ってください。

一応、ですが、今の職場は半年未満とのことですが、その前の会社から１日の切れ目もなく、健康保険に加入しているのなら、その連続する期間が１年以上あれば、退職後の就労不能期間についても、傷病手当金の退職後の継続給付が受けられます。（今の会社に就職する前に、無職期間が１日でもあれば、連続にならないのでだめですが）

もし、連続１年以上で、退職後の継続給付が受けられるとしたら、前述の「退職の日に会社に行く」は避けなければなりません。退職後の継続給付を受けるときは、退職の日に労務不能が継続していなければならず、出勤したらそこで労務不能の日が途切れた、ということになり、継続給付の資格を失います。
念のため、申し添え

Answer 2

退職の旨は早めに伝えましょう。
備品（支給品）については会社によると思います。私の場合には上司が取りに来てくださいました。
退職後に傷病手当金受給については、財政時までの分は受給できますが、１年以上健康保険に加入していないなら退職後については受給できません。

Answer 3

・復職できない旨は早めに会社に伝えた方が良いのでしょうか？
そうですね、早いほうがいいでしょう。退職したくないがパワハラがあって働けない、ということならそれについても伝えておくべきでしょう。また、伝えねばならない相手がパワハラの相手であるなら、代理人を立てるなり、別の方と話を取れるようにしてもらいましょう。

・退職になった際、備品の返却などで出社しなければいけないのでしょうか？
貸与物品の返却は必要ですが、返却方法については先の回答と同じく会いたくない人と会わずに済むような方法を会社側に考えてもらうべきでしょう。代理業者と相談して依頼する方法もあります。

・退職後に傷病手当金を申請することは可能なのでしょうか？
退職後の傷病手当金の継続受給には、
１）退職前から受給している
２）退職前１年以上継続して健康保険の被保険者であった（前職から無職の期間なく転職した場合もOK)
３）退職日に出社しない
ことが必要です。

転職も不可能なほどのダメージを負った場合は、損害賠償請求できる可能性もあります。一度弁護士に相談してみるのもいいでしょう。