春から社会人になる大学4年生です。 質問 「企業型確定拠出年金で将来貰える年金が減る可能性があるのは、確定拠出年金(i…

Question

春から社会人になる大学4年生です。

質問
「企業型確定拠出年金で将来貰える年金が減る可能性があるのは、確定拠出年金(iDeCo/選択制)のみでしょうか？」私が4月から勤める会社には、企業型確定拠出年金が導入されています。
気になったので少しネットで調べたのですが、デメリットとして「年金が減る」と書かれていました。
具体的には、給与の一部をDCに回すことで標準報酬月額が減り、将来貰える厚生年金が減る恐れがあるということでした。

しかしこれは、給与の一部をDCに回す確定拠出年金(iDeCo/選択制)で起こりうることであり、給与とは別に会社側が元々用意していたお金を毎月積み立てる場合には関係の無い話でしょうか？

社会に出て年金を納めるという経験がまだ無いので、幼稚な質問になってしまっているかもしれませんが、詳しい方いらっしゃいましたら回答よろしくお願いします。

Answer 1

給与支給時に社会保険料を決定するための標準報酬月額が確定しますので、自分で加入するiDeCo掛金については、厚生年金支給額に影響しません。
同じ理屈で、生命保険料や損害保険料についても年末調整で課税額（所得税・住民税）のみが調整されるので、厚生年金支給額に影響しません。

企業型確定拠出年金の積立分が給与として支給されれば標準報酬月額も増加しますが、同時に 厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料、税金 も増額されますので、どちらが得になるのか難しいと思います。