「基本給は低いがインセンティブがあるよ」←論破する方法はありますか？ この度、色々ありまして、給与条件などが変わる…

Question

「基本給は低いがインセンティブがあるよ」←論破する方法はありますか？

この度、色々ありまして、給与条件などが変わることになりました。今までは、時給(残業代出ます)でしたが、月給で基本給17万(みなし残業代含む)を提示されました。
今までより約2万下がるのですが、インセンティブがあるため、それが補填なのかなと思います。
しかし、正直インセンティブは頼りにしていないため(不安定なので…)、モチベーションは駄々下がりです。

そこで、本題に戻ります。上の方に相談(交渉？)しようと思います。給与が下がってその時点でモチベーションが下がってインセンティブどころではない、ということを伝えたいのですが、納得してもらえるような言い方ありますか？

Answer 1

なかなか厳しいのではないでしょうか。

会社は
『モチベーションを上げてインセンティブを獲得してください』
と言ってるわけですから、それに対して
『基本給与が下がるからモチベーションが上がらない』
では、❝成果に関係なく給与がもらえないとやる気が出ない❞と言ってるようなもんです。

なので視点を変えみてはいかがでしょう。
『インセンティブに重きを置くと、評価に繋がらない地味なルーチン作業がおろそかになり結果、生産性が下がる』
『それを防ぐためには現行の基本給水準を維持しつつインセンティブを強調すべき』
とか。
いかがですかね。

Answer 2

「基本給は低いがインセンティブがあるよ」これだけでは直ちに法違反とは言えないでしょうから、何を理由に論破するかですが、法違反なら無理ですね。
実際に支給された賃金と労働時間を比して、最賃法に抵触するのであれば可能性はありますが。

Answer 3

金額から考えると、まず基本給が最低賃金を下回ってしまう場合には、最低賃金法違法となりますので論破ではなく違法性を説くことになるので別問題になります。

問題は、最低賃金は下回らないが基本給が下がる場合ですが、その場合は根拠を問いただし、回答によっては「労働者に対する不利益変更になる（労働基準法違反）可能性がある」ということで、交渉することになると思います。

ただし、会社の主張に正当性がある場合、労働者側に有利となるような結論に至る交渉は難しくなると思います。

その場合だと、貴方自身が会社にとってどれほどの価値を持った方なのかで交渉術も結果も変わってくると思います。