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所有権移転外ファイナンス・リースがなんなのか分かりません。 現在価値基準と経済的耐用年数基準でオペレーティング・リースと区別している意味が分かりません。同じじゃダメなんですかね。いずれ返す物を減価償却する意味も分かりません。というかいずれ返す物を資産計上する意味も分かりません。 結局問題は貸手の購入価額が明らかな場合、リース料総額の割引現在価値と比較して低い方をリース資産として計上しなければならない意味が分からないことなんですよね。逆に言えば所有権移転ファイナンス・リースの場合は貸手の購入価額をリース料総額の割引現在価値が絶対に下回らないということなんですかね。 あとなぜ低い方なのか分かりません。保守主義ですか。 ここまで考えて訳が分からなくなってます。 助けてください。何卒お願いします。
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フォイナンスリースはものの貸し借りじゃないんです。 「お金を借りて資産を買う」取引です。 車のディーラーローンと一緒です。 Aからお金を借りて、そのお金で車をBから買ってくる取引をイメージしてください。 お金はAから振り込まれ、振り込まれたお金をBに払い、その後利息付きでAに返します(担保として車の所有権は返済までAのものとします)。 ファイナンスリースの場合には、 Aからお金を借りて、Aから車を買い、その後Aに利息付きでお金を払う取引です。お金を貸してくれる人も車を売ってくれる人も一緒なので、お金を振り込まず車で渡されることになりますが、所有権と利息付きで返すのは一緒です。 Aにお金を返し終わったとき、車は廃車同然(リース資産から生ずる経済的利益のほぼすべてを借手が享受できるのがフォイナンスリースの条件なので)の状態になっており、それを壊れるまで自分で使う(所有権移転型)か、Aに処分してもらうか(所有権移転外)です。 こういう感じの取引なので、車はほぼ自分で使えるため資産計上。期間が来たらAに処分してもらう前提=リース期間中は使うが期間経過後は廃棄の前提、なので耐用年数はリース期間。 利息の計算は、車の価値より高い部分は利息と考えられるので、購入価額または現在価値で判断(購入価額だけでみてしまうと、客観的に見た場合の事実関係とかけ離れた取引も容認されてしまうので管理会計の趣旨から好ましくない)します。 なお、所有権移転ファイナンス・リースは、リース料総額が割引現在価値を下回ることはありえません。現在価値は将来実現できる利益を含めた価値ですので、リース期間内にリース料総額分の利益が実現できる資産の現在価値は最低でもリース料総額です。(下回る場合は現在価値の計算が間違っています)
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