旧帝大出て小•中学校の教員になる人は少ないですか？

Question

旧帝大出て小•中学校の教員になる人は少ないですか？

Answer 1

少ないです。高校の教員になると結構います。

小中学校、つまり義務教育は国家の根本です。

そもそもが「富国強兵政策」でつくられた帝国大学であり、帝国大学は戦争犯罪者です。従って戦後、これを後継した旧帝大には過去の戦争の反省＝「国民総洗脳一億玉砕教育」の反省から、専門の小中学校の教員養成コースはありません。言わば監視役、反勢力の「教育大学」として独立させてあります。従って旧帝大では小中学校の教員免許を得ることからして大変です。

勝手なことを言う人が、大切な日本の「公義務教育」を駄目にしてしまいました。例えば旧帝大は高級官僚養成大学で税金の無駄使いなどと言う人が多い、確かに結果として高級官僚の輩出数は多いですが、ならば「公立学校教員養成」の目的が明確で、事実、先生になるとしたら公立学校が９５％を超えている国立の教育大学はどうなのか。国立の教育大学はそもそも馬鹿にされて叩かれもしません。もっともこの日本、それでいいのですが、正直なところ、国立の教育大学は、海上保安大学校、気象大学校・・・などと同じく、修了者に「任官拒否」をされると日本全体の公の義務教育の現場が回らなくなる、つまり国立の教育大学での教員養成は「教務管理者」、ありていに「教頭」の養成であり、それは当然に税金の関係上、ぎりぎりの人数しか養成できなくて、事実、公立義務教育学校の問題のおよそ全ての根本に「教務管理者不足」があるわけです。修了後は全国の現場に赴きますが、何せ少ない。現在でもそのカバー率は１％ほどですから、多くの人が、その国立の教育大学出身の先生に当たったことはないと思います。

ちなみに東京大学に併設された教員養成大学は現在の筑波大学です。

Answer 2

少ないとおもいます。

先生になりたい、という思いの強い人は

たとえば

名古屋大に進まずに愛教大のエースを目指す
早稲田に進まずに学芸大のエースを目指す

偏差値ってのは学生の層の「下の部分」を表すには良い指標だけど、上の部分は偏差値やランキングには表れにくい。その部分にいる人であることが多い

旧帝大に進む人って、天性の授業者で子供たちのガキ大将って人はやっぱり少ないですよ。そういうひとは研究よりも現場の方が好きだもの

Answer 3

文や理なら、中学ならいる。
大体は高校だろうけど。

Answer 4

少ないです