人事考課表で自己評価してから、一次、二次と、上司が再評価して、ボーナスや昇給額を決めるシステムを当社は採っています。

Question

人事考課表で自己評価してから、一次、二次と、上司が再評価して、ボーナスや昇給額を決めるシステムを当社は採っています。
このシステムの狙いや、目的って、どういったものなのでしょうか？

Answer 1

○人事考課のシステムの狙いや、目的って、どういったものなのでしょうか？

●会社に都合の良い人間を探し出してアメをしゃぶらせて育成し、重用することが出来るようにすることを目的とする制度です。
また、賞与、各種手当を含む賃金については総額が決まっているので、本来絶対評価をしなければならないのに、会社側は相対評価をしたがります。
最終的には、特別昇給させる人がいれば、その分誰かしらを悪い評価をして下げなければなりません。
ここで、相対評価が出てきます。
だから、どんなに良い成績を挙げても、全体の中で悪い評価をしなければならないケースが出て来ます。
また、評価に当たっては寛大化傾向やハロー効果など評価誤差に注意しなければなりません。
人間が人間を評価する限界があります。
運用方法によっては、社員のやる気をなくさせる制度です。

Answer 2

経営者視点ですが

まず、一般社員に自分の日頃の仕事について振り返る機会を与えます
次に、上司と一般社員との間で一対一で真面目な話をする機会を与えます
また、上司に部下のことを考えさせる機会を作ります
さらに上司に対して「部下の給料が上がるようにするのが仕事だ」と発破をかけることもあります

総じて、一般社員もそうですが、実は上司を鍛えるためのシステムです

Answer 3

うまくオペレーションが回っていない会社もかなりありますが、原則「頑張っている人」「結果を出した人」が報いられ、「いい加減に仕事をやっている人」は報われない（？）ようにする為のものです。

１次→２次と多面観察をするのは、なるべく「好き嫌い」や「主感」が入らないようにするためです。

Answer 4

形式的に査定してますってスタイルだけど、最初的には人事で決めて返ってきます。ウチも同じシステムだけど、人事から返ってきた評価は支店長評価から二つ落とされた(>_<)