調剤薬局で事務として働いています。

Question

調剤薬局で事務として働いています。後発品にはいくつか｢先発品の存在しない薬｣があるかと思います。例えばカロナールや、メチコバールなど。(メコバラミンもメチコバールも後発品ですよね？この2つは単純にメーカー違いなだけでしょうか？)
こういった薬について、｢後発品は絶対に嫌だ｣という患者様に対し、どのようにご説明するのが適切なのでしょうか？
そもそも、後から作られたから後発品なのに、その先発品が存在しないという理由が自分でもいまいち分かっていません…逆なら分かるのですが…

Answer 1

カロナールについては昔から使われているからというのが理由です。
アセトアミノフェンは発見自体は19世紀、解熱鎮痛剤としての使用は第二次世界大戦後位から使われましたので
先発薬という概念がありません。

メチコバールは少々特殊で、
メチコバールは先発薬として承認申請された薬です。
ただ、承認されるまで1年以上時間がかかった為、規定により先発薬として認められませんでした。
調剤報酬改定で初めて後発医薬品調剤体制加算が新設されたとき、
メチコバールが後発品だったことに驚いたものです。

他の先発がない後発品は
先発品が販売終了してしまったとか、別剤形のものが先発扱いだからとかあります。

いずれにしろ保険上先発品が存在しないのですから、
現在は販売されてなく後発品が代表薬として長年扱われてますでいいんじゃないでしょうか。