個人で音楽教室を長年開いております。

Question

個人で音楽教室を長年開いております。私自身は音楽大学声楽大学院を修了しておりますが、大手の音楽教室の講師の経験はありません。

生徒でヤマハ音楽教室が近くが閉校になり、移って来られた小五の生徒さんがいるのですが、グレード１０級を取得したようで、その後受けた方が良いかとの質問をお母様から受けました。

私の教室ではピティナを生徒さんに勧めており、一度受けましたが、その後、緊張感が半端ないと言って二の足を踏んでおり、ヤマハのグレードの進級を勧めた方がよかったのか、責任を痛感しています。

もともと、目標レベルの高い生徒さんで、算盤も二級取得を目指して頑張っています。

私自身、ヤマハグレードの内情がそこまで深く分かっておりませんので、生徒に受けされるとなれば、それなりに私自身も勉強せねばと考えています。

ご相談したい内容ですが、音楽教室を個人で開いておられる方は、ヤマハやカワイのグレードを推奨されていますか？
また、私のようにグレードに縁のない音楽教室からのグレード受験は可能なのでしょうか？

グレードも６級以上になると、ただ取るだけではなく、スキルも上がると聞きました。

長々と綴ってしまい申し訳ありません。

ご教示いただける方、どうぞ宜しくお願い致します。

Answer 1

ヤマハのグレード、うちの教室では一切おすすめはしていません。

私自身ヤマハの出身で、親族にヤマハのシステム講師がいますから、生徒が受けたいと言えば対応できます。でも、こちらから促すことはしませんね。

ヤマハグレードは6級までと、5〜2級は分けて考えるべきです。5〜2級なら先生ご自身がチャレンジされたら良いと思いますよ。

6級までは、すべき事をやっていれば、まず落ちる事がない試験なので、単純に“励み”です。ただ、いわゆるピアノ教室ではあまりやらないソルフェージュ的な内容が重要になってきますので、30分のレッスン時間じゃ足りないかも。

今後、受けるなら5級以上で良いと思います。音大の友人に、ヤマハグレード保持者はほとんどいませんでしたでしょう？そう説明すれば納得してくれると思いますよ。

ピティナはステップですか？私はピティナで良いと思いますがね。緊張感というのはステージだからでしょう。しかし、ピアノはステージ経験が大事ですし。

折衷案として、ヤマハの『コンサートグレード』と言うものを提案してみてはいかがでしょう？まぁ内容はステップとほぼ一緒なんですが、生徒さんが信頼を置くのがピティナ<ヤマハなら、チャレンジしてくれるのでは？

Answer 2

娘がヤマハに通っていました。
ヤマハのグレード試験ってヤマハの中だけしか通用しないのでヤマハの講師をしない限り無意味だと思います。

ヤマハのグレード試験は、担当講師とマンツーマンで試験を行うためそんなに緊張しないです。

目標設定が高いお子様ならなおのこと。
ピティナの方が良いと思います。

Answer 3

まったく推奨しません。
言われても「あっそぅ」くらいです。

グレードは悪い言い方をすると、商業背景しか感じないからです。教室でみんな受けるように仕向けて洗脳されて、通室を促す目的があるのです。

それよりもピティナの方が価値を感じますが、それに限らす、もっと易しいコンクールとかでもいいと思います。ピティナありき、は毒です。