「診療放射線技師」の国家資格を持った人が放射線治療にかかわる業務を行います。特別その他必要な資格はありません。 診療放射線技師になるための大学、専門学校で行う講義、臨床実習に放射線治療に関するものが必須です。試験に受かり就職したときに放射線治療を行っている施設であれば放射線治療の業務も行うことがあります。そのまま治療専門になることもあります。検査と治療で部門が分かれている病院もあり、就職する段階で治療専門になることもあります。医療機関によって考え方があると思います。 必須ではないですが、放射線治療を行う施設では「第1種放射線取扱主任者」の免許を持った人が必ず一人必要となります。そのため、就職の際にその試験に合格した人しかとらないという病院もあります。すでに一人その施設にもちろんいますが知識として持ってお言うてほしいということだと思います。一般的に診療放射線技師の国家試験より難しい試験のため、新卒での就職の場合は、国家試験に受かる保証としてその条件を考えている場合もあります。新卒は国家試験の前に就活し内定をもらうため、もし国家試験に受からなければ働けなくなり、病院側もこまるので。 「第1種放射線取扱主任者」の免許は試験合格したのち、既定の講習を受けるともらえますが、結構な費用が掛かるし1週間くらいこもってやる講習なので、試験は合格しておいて働いてから必要であればその講習を受けるのが普通です。免許の更新は5年で講習の受講資格は医師か試験合格者です。 さらにレベルが上がると「医学物理士」をとる人もまれにいます。大学院に行った人はとることもあるみたいです。
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