経験者です。 4年間耐え抜いて仕事をする気持ちがないと無理です。 僕の時でも4年間やり抜いて卒業したのは入会時の半分ほどです。 それくらい大変な制度です。 新聞奨学生は住居と学費・生活費の援助がある反面、大学生活のほとんどを新聞販売店のためにささげなければいけないので極端な制限を受けます。 普通の学生と同じように科目を履修することはできませんし、夕刊のある地域であれば4時限以降の授業も受けることはできません。 もし受ける場合は店舗にお願いして休みを取る必要があります。 生活費も食費もただで学業が疎かにならない労働と書いていますが、そんなこと守っている店舗はほんの一部です。 朝の起床が極端に早かったり、夕刊業務を終わらせた後に拡張業務(契約更新や新規のお客様の契約などを行う仕事)をやらせるような店舗は一定数存在します。 働く店舗に関しても学校まで1時間弱もかかるような所に配属されることもあります。 新聞奨学生は、学生側にほぼ自由がないと思った方がいいです。 普通にバイトしている学生でも奨学金を借りて生計を立ている人が多いのが現状です。 日本学生支援機構の奨学金を借りると卒業後20年弱は返済の義務が発生します。卒業後に日本学生支援機構の奨学金が返済できなくなる人も出てきているので、新聞奨学生の人たちは返済義務がない点は新聞奨学生にはメリットです。 新型コロナウイルスの感染拡大にともない職を失う人も多く、飲食店や夜の仕事をしている学生も他人ごとではありません。 新聞奨学生は店での業務に縛られる反面、問題を起こさなければ店側が解雇することはほぼないので、安定した収入は稼げます。 だいだい新聞奨学生を呼ぶ店舗は、人員が少ない事情で来てほしいと言ってくる店舗ですから。 もちろん自己負担分の学費を差し引いて余ったお金は自由に使えますし、親に仕送りとしていくらか渡すなんて人もいます。 新聞奨学生を終えたら奨学金の返済がないことがどれだけ楽なのかわかりますよ。どうしても悪いイメージが先行しますが、一度やったら決して悪い制度ではないってことは分かります。 時間の使い方をわかるようになりますし、やり抜いたという点は就職の際に企業にPRできます。 他店舗には悩みを共有できる仲間がいますし、奨学会も親睦を深めるために定期的にイベントをやってくれます。 まあやるかどうかはあなた次第です。
おすすめしない。 お金云々は楽。それは事実。 でも時間の自由がない。何してるんやろうなって虚無になる。 周りの人が自習できる時間に仕事。寝なきゃってなるよ。 経験談ね
絶対にやめろ。20歳前で人生が終わってしまう。 新聞奨学生はほとんどが挫折します。 私は忍耐強い、頑張る、他の人とは違う、とは思わないこと。 奨学金には代表的なものとして 日本学生支援機構、働くことを前提とした病院の奨学金が あります。さて、日本学生支援機構・病院の奨学金・・・・ これらの奨学金は 「お金を貸しますので、勉強に専念してください。 卒業し、就職してから返してください」です。 ところが新聞奨学金は「お金を貸します。かならず在学中に 働いて返してください働けば、返さなくていいですよ」 であり、勉強に専念することを無視しているんです。 1日何時間のバイトならば学業と両立可能か。 文部省は出していませんが、目安を法務省と財務省が 出しています。 入国管理局が留学生の場合、1週間で28時間以内と決めています。 財務省も目安を出しています。 税制面での勤労学生控除は年間130万円です。 仮に時給が1000円とすれば、1300時間、月にすれば 110時間くらいです。 財務省、外務省ともほぼ同じ時間ですね。 これが学業に支障なくできるアルバイトの時間なのです。 新聞奨学生の場合、朝刊1:30-6:00 夕刊14:30-17:00(プラス雑用1時間以上) 雑用まで入れれば1日8時間、仮に朝刊1回の休みがあったとしても 1週間で42時間です。(集金なしの場合) 会社員の正社員の労働時間が40時間なので、これを超えています。 ベトナム人留学生(=単なる労働者)がこれをクリアしているのは、 純粋な配達時間のみを労働時間としてカウントしているからです。 いくら急いでも、1回の配達の前30分、後30分くらいの準備や 片付けの時間はかかります。 あと、インターバルという考えもあります。 仕事が終わってから次の日の労働まで11時間以上ないと健康を 害する、人間らしい生活がおくれないとしています。 食事、寝る、趣味、団らん、通勤時間を考えれば これは最低必要なのです。 21時まで残業して、次の日の仕事が朝9時、これなら12時間です。 しかし、新聞奨学生は18時まで仕事して、次の日は2時30分 朝6時まで仕事して、夕刊は15時、ともに9時間以内しかないのが 1年中続くのです。 なぜ奨学金としたかは 給料の前貸し、労働者を拘束することは法律では禁止されて おり、給料では課税されるため、奨学金というカッコいい言葉を 使ったのです。実質は単なる労働者と借金です。 さて肝心な学業です・。 2,3年前から授業時間は90→100分に変えている大学が多く なりました。 大学は平均的には3限13:20~15:00、 4限15:10~16:50、5限17:00~18:40くらいでしょう。 3限が13:30から始まる郊外型の大学もあります。 仮に大学まで片道50分とし、一旦アパートに荷物を置きに帰り 着替え等に10分としても仕事開始まで計60分かかります。 販売店は配達メインのため、駅前の好立地にはなく だいたい、駅から離れた不便な場所にあります。 新聞屋の人はどんなに遅くても15時には仕事開始だ、 と言います。 15時時までに販売店に着くためには、履修可能なのは2限まで です。3限まで履修した場合、夕刊に間に合わず、新聞販売店、 読者から超クレームになります。 夕刊の時間は個人の努力では超越できません。 大学生ならお分かりですが、だいたい1限は授業がほとんどなく メインは3~5限です。 特に必修科目は午後が多く、ゼミも4~5限が多いです。 従って新聞配達を行った場合、履修したい科目が受けられないの です。この時間帯に必修や重要な授業があった場合、 4年での卒業が絶望的になります。 年間100万も学費を払って、受けれるのは1,2限のみ。それで、 朝1時30分から起きているため、ほとんど居眠りをしている。 馬鹿みたいですね。 途中でリタイアするのは体力的につらいのではなく、 午後2時~6時くらいの間に重要な授業があり、 新聞屋をやっていては、授業が受けられないからです。 でも、学校では居眠りばかりしている人は超優秀な人です。 朝1時30分に起きて、4時間も走り回ってぐったりします。 部屋に戻って学校に行こうとすると ・つかれた今日は休もう ・つまらない授業1時間のために行くのは疲れる そういってどんどん休みがちになります。 5月を過ぎると、昼間は部屋でゴロゴロ寝るという パターンになります。 甘い考えの人は、朝刊を真面目に配れば、夕刊の休みはくれるの ではないか、もしくは、学生なんだから授業を優先してくれる、 少なくとも十分配慮してくれる、と考えます。完全に甘いです。 朝刊は主婦、高校生,Wワークなど比較的配達員が確保しやすい のです。夕刊はこれらの人が確保できず、専業と新聞奨学生に 負担がゆくのです。夕刊のアルバイトを募集しても、昼間の 中途半端な時間のため、ほぼ1日分のアルバイト代を払わないと 集まりません。 新聞配達は激務のため、従業員の定着率が非常に悪いのです。 スポーツ新聞の求人欄を見れば分かります。 そこで新聞社は田舎から出てきた世間知らずの学生に最初に どーーんとお金を貸し込んで辞められない仕組みを考えたのです。 学業と仕事が両立できなくなった場合、仕事(配達)を辞めれる人は 幸せ者です。でも大半の人はお金を一括で返せないし、住む場所も なくなるし、来期以降の学費の調達もできません。 学業を辞めて、そのままバイト又は専業として、そこに残るしか ないのです。もはや人生終わりですね。 新聞配達の専業は、どこにも行き場がなくなった人間のたまり場なん です。毎日パチンコや競馬の話、宴会ばかりです。 新聞配達の専業は激務で、20歳くらいから仕事を始めないと 体が持ちません。途中応募があってもすぐに辞めます。 そこで新聞社は専業従業員を計画的に育てることを考えたんです。 それが新聞奨学制度 → 挫折 → 専業のパターンです。 よく夕刊無しのやり方もあるので、こっちを応募する なんて人いますが、地獄が待っています。 「夕刊なし」=「朝刊の配達が終われば1日自由時間だ」 なんて勝手に解釈している人がいます。そんなのどこにも かいてありません。 集金、チラシ準備、拡張、電話番・・・・学生が専業の代わりを するのです。 集金 会社関係は昼間でないと集金できません。 夜10時11時に帰ってくる人もいます。 昼と夜が逆転している人もいます。 給食費と同じで2.3カ月貯めて、トンずらする人もいます。 電気やガス、水道と違い、新聞が止められても全く困りません。 嫌がらせのために夜10時11時に来いという人もいます。 何かサービス品を持ってこないと払わないという人もいます。 曜日関係なしに、20日に来い、月末に来い、という人もいます。 以上、学校の授業があるなしは全く関係ありません。 必修授業でも休んで行かなければなりません。 東京の蒲田にある大手の工学系専門学校(今は大学になった) は「新聞専業養成学校」と呼ばれています。 あちこちの新聞社と提携して、 新聞配達と学校の両立は可能なんて言って募集しています。 しかし、そんなに甘くないのです。 専門学校は大学と違い、履修教科の選択の余地が狭く 自分に合わない授業も取らざるを得ません。 その結果、どんどん中退して行きます。 また学校と仕事の両立はやはり困難で、新聞配達を休むわけには 行かないので、学校の方を休みがちになります。 元々、詰め込み式の授業がさらに分からなくなります。 仕事と学業が両立できなくなった場合、仕事(配達)を辞めれる人は 幸せ者です。でも実際は借金をすぐ返さなくてはならないし、 学費、住む場所、生活費、すべてを調達しなければなりません。 実際は出来ないので、結局そのまま新聞屋に専業従業員として 残るしかないのです。もはや人生終りですね。 脱出したとしても一生フリーターまちがいなしですね。 ここまで書くと私がその挫折者と思われるかもしれませんが、 違います。私は4年間やり、一部上場企業に就職しました。 ①大学が自転車で10分くらいで、住宅地だったため 3限まで履修でき、かつ配達終了後、走って 5限に少し遅れる程度で滑り込めた。 ②とにかく学業に理解のある御主人だった ③就活が1日で終わった。 私は極めて好条件が重なっただけです。 それでも勉強する時間が全くなく 「卒業証書さえもらえれば、あとは何にも要らない」 という状態でした。 休みは年1日(1月2日)のみでした。 休みはすべて買い上げです 交通至便なところで、他店より明らかに好条件で 従業員を募集しても集まらなかったのです。 よくこの知恵袋で、「ど根性が必要」「体力が必要」 なんて書き込む常連さんがいます。 その通りなのですが、「ど根性と体力があれば 続けられる、挫折した人はこれらが無かった人なんだ」 とは思わないでください。 再度言います。上記のことは忘れてかまいません。 しかし、以下のことは絶対に考えないでください。 ・体力には自信がある。 ・私はほかの人とはちがう。がんばりや、絶対にやりとげる ・私にはど根性がある。 ・大学生なんだ、新聞屋の人も学業には配慮してくれる ・必修授業くらい休みをくれる このようなことを考えた段階で人生が終了です。 でも、質問者は運がいい。私のような的確な回答者に出会った からです。 新聞奨学生になった場合、3年後に「あの時の書き込みの 忠告とおりにしておけばよかった、今は人生が詰んでいる」 と思うでしょう。
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