1996年より"Special Assault Team(特殊急襲部隊)"の呼称で活動している日本警察が誇る総員約300名の最精鋭対テロ特殊部隊です。(前身部隊は1977年から存在します) 警察における正式名称は〇〇都道府県警察"特殊部隊"です。例えば警視庁なら"警視庁特殊部隊" SATは首都圏や大都市圏、国際空港(ハイジャック対応の為)がある8都道府県(東京、千葉、神奈川、北海道、大阪、愛知、福岡、沖縄)にのみ配備してあります。(首都圏に含まれる埼玉にSATが配備されなかった代わりに埼玉県が独自にRATS(県警機動戦術部隊)を運用しております) 担当任務は主にハイジャック(航空機以外にバス、鉄道、船舶等含む)、重大テロ事案、銃器等の武器を使用した凶悪事件等で、犯人の制圧(公開されている訓練映像では射殺が多い印象)・検挙を目的としております。 創設の際にはドイツ連邦国境警備隊GSG-9、イギリス陸軍SASからノウハウの提供や支援を受け、更にフランス国家憲兵隊GIGN、イタリア国家警察NOCS、オーストリア連邦憲兵隊EKOコブラ、オーストラリアクイーンズランド州警察SERT等といった欧州や豪州の警察系特殊部隊とも交流・合同訓練してます。 SATはいうならば警備部機動隊の銃器対策部隊やERT(警視庁緊急時対応部隊)、刑事部のSIT(特殊事件捜査係)といった他部隊では対処困難な場合にも対応する"日本警察最後の砦"でもあります。(仮にSATでも対処困難な場合は陸自のSFGp(特殊作戦群)や海自のSBU(特別警備隊)といった自衛隊対テロ特殊部隊が対応) 現時点でSATに女性隊員はいないと思われますが、写真(添付画像参照)からするとSITには存在する事が分かります。 因みに海自のSBUも任用制限撤廃により事実上、自衛隊特殊部隊では唯一女性の入隊が認められました。https://jieitaisaiyou.com/女性自衛官/ SATの訓練映像↓ https://youtu.be/PUmYUVqM6Uo (2002年に警視庁広報ビデオでSATについて紹介された際の貴重なノーカット版) https://youtu.be/jKBD0PQNa9I (2015年に報道陣向けに公開された警視庁・神奈川県警SAT合同訓練の模様)
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
警察(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る