一般的に「法人」は「会社」のことを言い、 「会社」と言えば「株式会社」という認識は間違いでしょうか？

Question

一般的に「法人」は「会社」のことを言い、
「会社」と言えば「株式会社」という認識は間違いでしょうか？甥の勤める仕事先というのが、社長と社員２名＋甥（アルバイト）の計４名で、
「株式会社」でないにもかかわらず、
「会社」というテイで事業を３０年以上続けているようです。

規模から考えても当然、社会保険、厚生年金、雇用保険は無いらしく、
先輩社員の２人はアルバイトとして入社し、
半年後に社員扱いになったとのことです。
しかし、実質は時給から月給制に変わっただけで内情は変わらず、
「雇用契約書」も「労働通知書」も無いまま、
既に１０年以上勤務しているらしいのです。
悪条件の労働環境や給料未払い遅延などはがあれば、
退社すれば済むのでしょうが、このようなご時世ですし、
甥としては一般的な会社の体裁を整えたい意向のようです。
私個人としては、何かしらの違法性はないのかが不安です。

私の会社の同僚にも相談しましたが、
あまりにの特殊さにビックリしている状況でして、
どなたか良いアドバイスがあれば、よろしくお願いします。

補足

では「個人経営の会社」は「法人」に該当するのでしょうか？
「株式会社」などでないと法人登記ができないとも聞きましたし、
登記簿膳（妙）本などの「法人」としての証明書がなければ
リースなどの契約の際に法人扱いにならないかと思うのですが･･･
八百屋や美容室など「個人経営のお店」ならいくらでもイメージできますが、
「個人経営の会社」とは具体的にどんなところがありますか？

Answer 1

法人は「自然人」に対する法律用語で、法律によって人格を与えられた団体のことです。株式会社、合同会社、合資会社、合名会社、組合、社団法人、財団法人、宗教法人、医療法人、学校法人、中間法人など数多くの法人が存在します。

また、現行法では株式会社は代表取締役１名でも設立可能です。

従業員の先輩は「社員」扱いされているだけで、正規雇用かどうかは分かりませんよね。特に医療保険や年金に関しては従業員５名を雇用していないので強制加入ではありません。下手すりゃ、甥っ子さんは国民年金未払い状態かも？

ただ、少なくとも雇用、労災には加入義務があります。

「個人経営の会社」ってどういう意味なのでしょう。つまり、株主が社長(代表取締役)だけとか、その家族だけとか、極めて小規模で閉鎖的な会社、そういう意味でしょうか。そんなの幾らでもあります。というより、そういう会社が日本の９０％以上を占めています。個人事業とは意味が違いますよ。個人事業は、ご主人が個人として責任を持って事業をし、従業員は自分の儲けから給料を払う。個人経営の会社というのは、現実的には個人事業と同じ格好だけど、一応、責任は会社にある。会社から従業員に給料を払う。社長は株主として、役員として従業員に対して責任を持つ。そういうことです。

Answer 2

＞一般的に「法人」は「会社」のことを言い、
「会社」と言えば「株式会社」という認識は間違いでしょうか？

一般的に「法人」には「株式会社、有限会社、合資会社、合名会社、財団法人、社団法人、医療法人、宗教法人、学校法人等」があります。

「会社」には「株式会社、有限会社、合名会社、合資会社、個人経営の会社等」があります。

「会社」はからずしも「株式会社」である必要はありません。

個人経営の会社では、従業員５名未満の場合は、健康保険(介護保険）、厚生年金保険に加入する義務はありません。ただし、正社員がいれば雇用保険、アルバイトが一人でもいれば労災保険に加入する義務があります。

世間にはこのような株式会社以外の会社は普通に存在しています。

http://www012.upp.so-net.ne.jp/osaka/shinkitekiyou.htm