自宅勤務中のケガは労災保険の適用が可能であすか

Question

自宅勤務中のケガは労災保険の適用が可能であすか

Answer 1

もちろん可能ですが、事実を客観的に証明することがかなり難しいとは思います。

なので例えば「その業務であるなら起こりうるだろう」と思われることは、概ね認定の可能性が高くなります。

例えばですが、使っていたノートパソコンの電源コードに足が絡み、転倒した。
このような「あり得るだろう」と考えられるなら、おおよそで認定されます。

逆に「その業務ではあり得ない、関係ない、私生活との区別がつかない」ことは認定されないです。

例えば、「休憩でコーヒーを入れようと台所で調理して火傷を負った」
「椅子が固く、また長時間座れ過ぎて腰を痛めた」
「慣れていないパソコン作業が長すぎて、腱鞘炎になった、目が疲れた」
「在宅勤務時間中に気分転換に散歩に出て、事故に遭った」
などはまず労災認定されません。

Answer 2

在宅ワーク中の怪我は労災認定が適用される可能性は高いです。

厚生労働省のガイドラインにも定められています

例えば
「自宅で所定労働時間にパソコン業務を行っていたが、トイレに行くために作業場所を離席した後、作業場所に戻り椅子に座ろうとして転倒した事案。これは業務行為に付随する行為に起因して災害が発生しており、私的行為によるものとも認められないため、業務災害と認められる。」

とあります。

但し、この事象を客観的に証明する必要はありますが