「看護科の高校」というのは、専攻科を含め5年一貫教育で免許を取れるコースのことか? だとしたら、メリットがないどころか、デメリットだらけだ。 5年一貫教育に通えば、最短で看護師免許を取れる。通常、普通科高校を卒業して、3年制の専門学校、または4年制の大学に通わなければならないのと比べれば、1-2歳若くして看護師になれる。 もちろん、5年一貫教育を「3年」で切り上げ、高卒資格で別の進路に行くことも可能だ。 ただし、その「3年」は、看護教育も含めてのカリキュラムなので、普通科高校のような、「進学」を前提として組まれていない。進学指導は一切していない。もちろん、大学からの指定校推薦なんて来ない。専攻科以外の道を歩む者に対しては、何の支援もない。むしろ、教員からも同級生からも、「裏切り者」のレッテルを貼られる。 「看護科の高校」に行くには、看護師以外の職は100%考えられないという強い思いが必要。かつての、「准看学校」と同じだ。実際、「5年一貫教育」の看護学校の多くが、准看学校をもとに誕生している。 「看護師にも他の進路(今回の場合、保育士)にも興味があるからとりあえず入学しよう」と思って軽い気落ちで受験していると、将来、とんでもないことになる。まさに、人生オワる。
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