難しいと思います。 市町村が、 歴史の研究者で学芸員の資格を持っている人を、 職員として採用することはあります。 そういう人を文化財課に配置することは多いですが、 郷土史の研究をさせるためじゃありません。 市町村の文化財の管理や調査のためです。 「文化財の調査ができるなら充分」と思いますか? 学芸員の資格を持つ市町村職員の役割は、 有識者や専門家に調査をお願いし、そのサポートをすること。 好きなように調査ができるわけじゃありません。 具体的な仕事内容は、 有識者や専門家の人選を決めて、 誰に座長を頼めば調査がスムーズに進むか考えて、 彼らの日程を調整して、 会合や調査のスケジュールを組んで、 調査先のアポを取って、宿泊場所を押さえて、 必要な資料を事前作成して、 会合の結果を取りまとめて…と、 果てしない雑用が待っているのです。 市町村職員として働いている間は、 好きなように郷土史の研究をすることはできません。 ただし、退職してしまえば、 郷土史家として活動する人はたくさんいます。 郷土史の研究って、だいたいは趣味の世界のものなんです。
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