クラブのボーイとして働きます。

Question

クラブのボーイとして働きます。大阪でクラブのボーイとして働くことになりました。
夜の世界は初めてなので不安です。

ボーイの業務内容(できたら詳しく)
店の人に言ったり聞いたりしたらいけない事
つらい事

など教えてください！

ちなみに面接の時に女の子の在籍人数聞いたらタブー事だと言われました。

Answer 1

はじめまして。
知り合いにキャバクラのボーイや、クラブの店長が多いので回答させていただきます。

ボーイの業務内容は、殆どが立ち回りです。
席で接客をしているホステスに呼ばれ、「○○を持って来て」と言われ、その通りに動くのがボーイの役目です。
○○とは、例えば、「アイス、割もの、お絞り、灰皿、メニュー」等。

店によっては、そのアイテムそれぞれに合図などが決まっていたりします。
例えば、両手の人差し指と親指を使い、丸の形にして、「灰皿」を示したりします。
女の子とボーイ間で、その様なルールを決めることにより、
遠い所に座っている女の子と目が合って、彼女が手でその合図をしたら、灰皿を持っていってあげれがいいという事です。
「お願いしま～す」と女の子に呼ばれ、わざわざ席まで行き「灰皿持って来て」と言われるよりは、はるかに効率が良いですよね。

よって、ボーイは、何もする事がなくても、ボーッと突っ立っているだけではなく、フロア全体の女の子の顔色を伺ったり、そろそろテーブルに足りなくなりそうな物をチェックしなければなりません。
アイスがなくなりそうなテーブルを見つけたら、自主的に動き、女の子に催促される前に、新しいアイスを持っていったり。

その他に考えられる事は、
・閉店後、もしくは開店前の店内やトイレの掃除、使い終わったお絞りの整理
・客が帰った後のテーブルの片付け
・注文が入ったドリンクや酒、料理をテーブルに運ぶ事
・客引き（完全に業者に頼んである店もある）
・送りドライバー（上記同様）
・買出し（客からの注文で、タバコなど）

辛い事を挙げれば、
女の子に嫌われたら、かなりの勢いで仕事がしずらくなるという点でしょうか。
ハッキリ言って、飲み屋での、貴方達男性陣は、「フロアレディ」である彼女達が居なければ給与が発生しません。
もちろん、その給与の元となっているのは、男性のお客様が日々通って来てくれているからというのは言うまでもありませんが、
そのお客様が店に来てくれるのは、「商品」である「フロアレディ」が居るからこそなのです。

そんな彼女達に嫌われない様にするには、「使えるボーイ」にならなければいけませんよね。
時には、「愚痴の聞き役」「相談相手」にまわるのも、とても必要です。

嫌な客にあたってしまい、屈辱的な思いをした女の子のフォローをしたり励ましたり。
まぁ、これは、店に馴染んできてからでも良いのですが‥‥。
あまり知ったかぶってしゃしゃり出るも良くないことですからね。

逆を言えば、貴方がもし嫌われるボーイになってしまったら、嫌な客にあたってしまった、機嫌の悪い女の子に、「良いストレス解消口」にされてしまうかもしれないという事です。
ストレスの解消口にされたからと言って、その女の子だけに冷たく当たったり、よく話す女の子だけの為によく動くなど、そういった、「えこ贔屓」だけはやめましょう。
貴方達「ボーイ」は、店の大事な大事な「商品」である「女の子」がよりスムーズに、より効率良く働けるよう手助けをする「フォロー役」なのですから。

加えて辛い事といえば、もし万が一店内の女の子と恋におちてしまった場合、店によっては「店内恋愛ご法度」で、どちらかが解雇、系列店などに回される等の事があります。

あとは、気を悪くした酔っ払いの客に理不尽な文句を言われたり、女の子同士の修羅場並の喧嘩に遭遇したり、
夜の世界はありとあらゆる人間がいますから、勉強にもなります。

感受性をしっかり働かせながら、色んな人間を見る事で、
人の心が読めるよになったり、顔色ひとつで相手が何を望んでるか分かるようになったり。

逆を言えば、そういう人間でなければ、上にはあがっていけません。

男性上司の優れた目や、肥えた勘、など、良いものは盗めるだけ盗んで、今後の人生に活かせるよう頑張ってください。

それと最後に、
＞面接の時に女の子の在籍人数聞いたらタブー
とありましたが、少なくとも、私はその様な事は聞いた事がありません。
「今後働く、働きたいと思っている店内情報を頭に入れておきたい」と思って何が悪いのかと逆に思う位です。

長文失礼しました。
今後のご活躍を期待しております。