解決済み
大学で作業療法士になるため勉強をしています。現在OTとして働いている方、もしくはOTSの方に質問です。先日実習で、会話技術についての講義がありました。 講義の内容は、利用者さんとの会話の仕方、敬語の使い方などについて学んだ後、 演習として、5~6人ほどのグループを作り、様々な場面を想定し、そのグループ内で役を振り分け 会話をするというものでした。 私もグループになり、役を振り分けられ会話の練習をしていたのですが、その中のグループ内で 大変常識に欠けるような学生が2人て、私たちのグループだけスムーズに練習が進みなせんでした。 会話練習をしていても、なにかにしろ会話相手に文句を浴びせたり、「眠い」「疲れた」 「こんなことやらなくても実際現場に行けば出来る」など、暴言を吐いていました。 そこまでは、私も「まだ一年だし、OTになる者としての自覚もあまり無いのかな?」という風に考えていたのですが 次の言葉を聞いた瞬間に、とても悲しい気持になりました。 先生から「もし利用者さんが帰りたいと言った場合」というテーマが出された時にその学生の内の1人が 「そんなの紐で縛り付けておけ」と言ったんです。 これは、OTになる者以前に、一人の人間としてどうなんでしょうか? OTは、決して楽しいことばかりがある職業ではなく、相当の苦労が必要で 時には、利用者さんに怒りがあったりすると思いますが、 こんなことを思っている人が将来セラピストとなると思うと、ゾッとしました。 思ったとしても、公共の場で言う言葉ではないと思います。 この発言について、現在OTとして働いているかた、もしくはOTSとして勉強している 方に、ぜひ意見が欲しいです。 ちなみに、この発言をした学生は勉強はとても出来るらしいのですが、周りには、 勉強は普通だけれども、とても優しく人を思いやることが出来る学生もいます。 真剣な話、実際の現場では、どのような人材が必要なのでしょうか? 回答よろしくお願いします。 これは、私の考えすぎなのでしょうか?
1,332閲覧
私はOTでもOTSでもない(正直言葉の意味もわかりません)、製薬会社の社員ですが、運動能力を測る臨床試験をする際には立ち会う医師(リハビリなら当然作業療法士さんですよね)の声のかけ方次第で運動能力が上がったり下がったりするという事実を知りました。患者さんにもう少しがんばろう、と思わせるのは担当者次第。少しのがんばりが大きな差を生み出すのがリハビリです。だから作業療法士さんには当然患者の側に立ってほしいと思いますが、そういう患者さん(「眠い」「疲れた」「もういや」といってリハビリをしたがらない。リハビリのつらさって並大抵のものではないですよね)が多いのも事実だし、作業療法士を単なる職種として考えているアホが多いのも事実、そういう人でも実際に作業療法士として職を得るのも事実。そういう人を反面教師にして、そんなやつにならないよう心がけてください。周りを批判したり、不満を言ったりするのは時間の無駄です。あなたがいくら正しいとしても、彼らが作業療法士になることをとめる手段があなたには(たぶん法的にも)ありません。作業療法士もある意味客商売、評判の悪い人は淘汰されるでしょう。
家族がリハビリを受けています。家族として見学に行ったこともあり、理学療法士さんや作業療法士さんにもいろいろお話を聞きました。皆さん良い方でしたが、個性はあります。 実際に紐で縛ることはまずないでしょうね。他の職業の人だって悪態つきたくなることはあるでしょうし(私も、支払いの滞っているお客さんのクレーム電話を受けたあとに「金払ってから文句言え」などとつぶやくことはあります)療法士さんたちは心の中ではそう思っているのかも。 リハビリを受ける側からすると、常識的な範囲内でしたら、いろいろなタイプの方がいらっしゃるのが良いです。相性はありますので、どんな患者さんにも一番合うとは限りません。冷たいようでも理路整然と進めてもらうのが合う患者さんだって居ます。優しく優しく接してあげないと挫けてしまう患者さんも居ます。画一的に「これが良い」と思い込まないほうが良いと思います。
私はPTですが言わせてもらっていいですか。 学生の指導をしていても似たようなことはあります。この数年。養成校が増えたからなのか学生の質の低下を感じます。とくに医療従事者としての心構えがありません。 特定の患者さん(若い人)としか話をしない学生。いろんな患者さんと接する貴重な機会なのですが・・・。呆れることが多いです。 臨床の現場で求められるものは1番は担当した患者さんをどうサポートしてあげたらいいのか?と考え努力すること。その気持ちと姿勢があれば言葉使いも違うはずです!
わたしたちはどうしても「医療従事者にはこんな人が向いている」「研究者にはこんな人が向いている」「学校の先生にはこんな人が向いている」というようなイメージを抱きがちですが、実際にそのイメージにかなり近い人がその仕事に就けばうまくいくかというと、決してそうではありません。 もしかするとその学生さんも、実際に患者さんと接するときは人が変わるかもしれませんよ! そもそも、臨床実習をクリアしないことにはOTにはなれませんよね。 実習は「机上の知識さえしっかり身に付けていれば何とかなる」というものではありません。 患者さんと接するときの態度とか、ほかのスタッフとの協調性とか、そういう社会的な面をより重視されます。 もしその学生さんに本当にOTの適性がないと判断されれば実習をクリア出来ないでしょうし、結果的にOTにはなれません。 「どんな人に対しても、どんな場面でも失礼な言動のない医療従事者」は理想的ですが、なかなか難しいことだと思います。 プライベートで患者さんに対して失礼なことを言ったことがない医療従事者って、いるんでしょうかね。 わたしも出来るだけそういうことがないようにしたいと考えていますが、「絶対にない?」と言われると自信がないです・・・。 セラピストは(他の職業にだって言えることだと思いますが)、患者さんをいろんな視点からみることが大切です。 あなたも今のうちからひとりの人をいろんな視点からみるように心がけてみましょう。 「この障害があるから社会復帰は無理だ」と最初から決め付けてしまうことが患者さんの回復の可能性をあきらめてしまうことにつながるように、「こんなことを言う人はOTは向いていない」と決め付けてしまうことにも弊害があるかもしれませんよ。 ひとことでそんな風に思ってしまうあなたのほうこそ、OTには向いていないのかもしれません! ・・・なんてヒドイことを言ってしまいましたが、きっとあなたは1年生の今から真剣にOTという職業に向き合ってらっしゃるのでしょうね。 精一杯努力をされているのだと思います。 それで、患者さんを卑下したようなその発言が許せなかったんですよね。 でも社会にはいろいろな人がいて、そんな人とうまくやっていく能力を要求されます。 実際の現場で必要とされるのも、そういう人(周りの人をよく見て柔軟に対応できる人)なんじゃないでしょうか? もちろんOTであればOTとして必要な知識を身に付けた上で、ですが。 まだまだ大変なのはこれからです。 進級も大変だし、実習も大変。就職も国家試験も段々と難しくなってきていますし、いざ臨床に出ても、ず~っと勉強が続きます。 体を壊さないように、たまには肩の力を抜きながら頑張ってくださいね。
< 質問に関する求人 >
作業療法士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る