労基法についてです。 上司から２か月後に12時間労働になると言われました。 上司が言うには12時間労働5日し…

Question

労基法についてです。

上司から２か月後に12時間労働になると言われました。

上司が言うには12時間労働5日し土日休み。
次の週は8時間を6日し日曜日休みの繰り返しらしいです。3交代で７時間30分+１時間休憩の労働時間です。
12時間の場合は11時間労働 1時間半の休憩の労働時間です。
（30分多いのは休日を増やすため毎日30分多く働くらしいです。）
これが予定では3か月続くらしいです。
軽く調べてみたのですが1週間に15時間までらしいので基準内ですかね？

ふと気になったので質問しました。

Answer 1

時間外労働の限度に関する基準では、時間外労働をさせてよい時間として、「1週間で15時間まで」としていますが、この範囲内であれば、恒常的に残業をさせて良いということではありません。

残業とは、あくまで所定労働時間内（原則1日8時間以内）で処理しきれない業務が生じたような場合に、突発的・臨時的に行わせることができるものですから、1週15時間以内であれば、毎日残業をさせて良いというわけではありません。

仮に、1ケ月や1年などの一定の単位期間について、週あたりの平均労働時間が週法定労働時間の枠内に収まってることを前提に、１週または１日の法定労働時間の規制を解除することを認める変形労働時間制が適法に行われている場合は、問題ありません。

ご相談内容を拝見するだけでは、変形労働時間制が行われているのかどうか、適法なのかどうかがわかりませんので、一度、所轄労働基準監督署に確認してみてください。