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今、竹中平蔵という人はどのような評価になっていますか?

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    冷静に分析する見方としては、「政策は67点」という感じです。 良かった点 ・既得権益解体、いわゆる官民の格差は無くなり自由競争が生まれた ・ベンチャー企業など、規制緩和により事業の裾野が広がった ・様々な働き方が生まれた 悪かった点 ・安定雇用が失われ、雇用が流動性となり、格差が生まれた ・競争原理で、大資本は上昇、中小企業は市場から消えていった ・規制緩和によって公共投資が減り、大幅な財政赤字を残した ・少子高齢化対策をせず、問題を全て先送りにした 確かに、就職して社畜となる生き方とは別に、自由な生き方を選べる時代にしたのは、それなりに評価は出来るんですが、竹中は緊縮さえ行えば、借金が増えても税収は増えると考えたのが、学者らしい机上の空論だったわけです。 経済というのは、資本を増やす、つまり企業が儲けて雇用や事業を膨らませることで、最終的に税収が増えるわけです。この資本とは、紛れもなく民間銀行の資本力、つまり銀行が企業に投資をして、その利益を銀行が得ることで、預金者に利息を支払うという、お金の循環があるからです。 竹中平蔵は、トリクルダウン、つまり大資本さえ大きな収益を上げれば、やがて中小企業にも波及するという、時代遅れのレフレーションの考え、ケインズ理論の根幹にある、「マクロ経済学」を実践し、結果的に何の効果も無く、税収減、財政赤字、格差拡大を残しました。 これは、実体経済の本質、お金とは「資本の中に債務が含まれる」という原理原則を理解していないことから、間違っていたわけです。企業は、手持ちの資金で銀行から貸付金を得て、事業を大きくしますよね? つまり、大企業ほど「大きな債務」を抱えているんです。ところが格差が生まれると、高いものは売れない。大企業ほど、安い商品を大量に作るために、海外に生産拠点を求め、逆に海外に工場を持てない中小企業は、大企業との価格競争に負けて、市場から消えたのです。 債務が多ければ、必ず企業はコストダウンを行う。竹中平蔵は、所詮は学者で、経営者ではないので、財務も簿記も、会計すら全く理解できない人でした。 そんな人が、財務省の重要な幹部ということは、「数字の読めない社長」がいる企業と同じで、経営は大失敗します。竹中平蔵は、決してバカではありませんが、実体経済に限りなく無知で、全く知らなかったという点が、40点マイナスとなるわけです。

    なるほど:2

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