こんにちは。 自分の職業は何かと聞かれた時に、「私は美容師です」と答える人は売れない人です。 「私の仕事は美容を通じてお客様を幸せにすることです」と売れるスタイリストは共通の意識を持っています。 もっと突っ込んで言うと美容師はお客様の要望を100%、いや120%叶えようとします。 だから美容師はカウンセリングに入った第一声でほぼ99%「今日、どうしますか?」、「今日どれくらい切りますか?」って聞きませんか? お客様は今より綺麗になりたい人より髪に対する悩み、不満(くせ、広がり、今の時期なら首が暑くて不快など)を解消したくてやってきます。 そういうお客様に「今日どうしますか?」と聞いても「いや、、、逆にどうしたらいいの?」ってなります。 お客様がそもそもなんで今日美容室に来たか深く探ることです。 以下はカウンセリングの例です。 美容師(以下美) 今のスタイルで気になることとか、扱いにくいことって何かありますか? お客様(以下客) 毛先がダメージしてるから揃える感じで、あと量を減らしたいです←普通の美容師ならそのまま要望通り毛先だけ切ってしまう 美 そうなんですね。どういう時にダメージが気になりますか?←不快に思うシーンを思い出させるために聞く 客 朝起きたら広がります。あと毎朝アイロンで落ち着かせているんですが午後には余計広がります。 美 毎日アイロンされているんですね。わかりました。ちなみに毛先しか切らないということは伸ばしているんですか?←なぜ毛先だけ切るのか深掘りする 客 そうなんです。 今鎖骨くらいだけど胸まで伸ばしたくて。 美 いいですね!Aさんなら似合うと思いますよ。 そしたら綺麗に胸まで伸ばしていけるように今日はスタイルを考えさせてもらってもいいですか? 客 はい。お願いします。 美 まず今回はダメージ部を切らせていただいてアイロンを使わなくてもまとまるようにトリートメントもしていただくといいと思います。 あと2ヶ月後には肩に髪がついてはねてくるのでその時はデジタルパーマをかけてあげると気にならないですし、伸ばしかけって中途半端で飽きちゃう方もいますがそれも解消されます。 胸まで伸ばすのは最低6ヶ月かかるので綺麗に伸ばしていけるプランを書いた紙を書いて後でお見せしますね。(1ヶ月後カットトリートメント、二ヶ月後肩につくのでカットデジタルパーマトリートメント、3ヶ月、、、と綺麗に伸ばしていくためのプランを見せて、その通り次回予約を取ってもらう) 客 はい。ありがとうございます。 こんな感じで、大半の美容師は先に言ったように お客様の要望を100%叶えようとするから要望通り、毛先だけ切ろうとします。 けどお客様が来た理由って本当は毛先を切るためじゃなくて伸ばしたくて来たんです。 そこを汲み取ってお客様の伸ばしたいという希望(幸せ)を美容を通して実現させようと思えば色々提案できます。 次回予約も店販比率もパーマ比率も思いのままにコントロール出来ます。 長々となりましたが売れる美容師はそういうことがもともと備わっています。 私も凡人なのでそういうことを意図的に行動して今美容の仕事に就かせていただいています。
なるほど:2
単に切るのが上手い人ならいくらでも居ますし、 大事なのは『どれだけファンになってもらえるか』だと思います ファンになってもらうには 『お客さんが何を望んでいるのか』を把握し、その期待を更に少しでも超えていこうとする意識が大切です お客さんは『髪の毛を切ってもらう』という目的の他、どのような目的を持って美容室に足を運ぶのか そういうリサーチをする必要があると感じます ちなみに、 コミュニケーションテクニック的なことを言えば、 相手の話に身を乗り出して関心を示すような人は好かれやすい傾向があります 指名はマーケティング的な要素も多いと思うので、 そういう所も学んでみてはどうでしょうか?
なるほど:1
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