貿易と言っても、何処向けに対して行っているのか、 輸送手段は何をしているのか、貿易の何をしているのか・・・に よって大分変わってきますが、総体的に見れば忙しいです。 特に経営者・・・と言う事はオールマイティーにやらなければ ならない可能性もあるので、そうなると目も当てられない忙しい 時期や会社もあるでしょうね。 例えば、ですが、欧州や北米と取引をしている場合は 時差の関係で相手の国とコンタクトが取れるようになるのは夕方以降です。 それだけで帰りが遅くなります。特にトラブルを抱えたりすると リアルタイムに会話やコンタクトを取らなければならないので、 平気で22時や23時にやりとりをすることも・・・・。 特に欧州人とやり取りをする場合は英語が多く、当たり前ですが、 お互いに母国語でコンタクトを取っているわけではないので、意思の疎通が 上手く行かない場合や相手の言っている事が意味が分からない事が多々あり、 そういった場合は直に電話でやりとりをしなければなりません。 (メールで返事を待っていたら時差の関係で1日無駄にします) 日中は日中で中国や韓国など時差が無かったり1時間程度なので、 それらの国々とやり取りをし、更にアジアの多くの国は時差が少なくとも 残業を殆どしないので、オフィス時間が過ぎると平気で帰宅してしまう 為、彼らとのやり取りも日中のうちに終了させなければ、翌日に 持ち越しになってしまいます。持ち越せばよい・・・と思うかもしれませんが、 常に当たらしい仕事や案件が入ってきますので、持ち越せば、その分、 翌日に溜まっていくだけなので、如何にスピーディーに裁いていくのが 重要になります。 また、貿易を行う輸送手段によっても忙しさが大分変わってきます。 基本、船は週1便や2週に1便で、船荷書類(船に載せるために必要な 書類各種)の準備は前日や前々日まで、荷物自体も数日前までに 所定の場所に搬入されるので、慌しくドタバタする事はあまり ありませんが、航空機の場合は、いきなり当日の夕方に出荷が決まったり、 便も毎日出ていたり、荷物を所定の場所に搬入するのが当日であったり する事から、書類や荷物のミスは許されず、慌しくドタバタします。 特に上記で書いたように欧州や欧米が日本時間の夕方から動き出すので、 いきなり「当日中に集荷して翌日午前の便で送って」など言われると 「そろそろ帰ろうかな」・・・などとしているのに突然、竜巻が来た様に 慌しくなります。 貿易関係の書類を作る仕事だと意外とのんびりしています。 理由は夕方になると役所や銀行、船会社が閉まってしまうので、 慌ててそれ以降仕事をしても意味が無く、結局、翌日に持ち越すしかないので 「まぁ、今更慌てても」・・・と言う気持ちが働きます。 営業などだと、他の営業も同じでしょうが、大体、夕方まで外回りをし、 帰社後に見積もりを作ったり、客先から持ち帰った宿題をこなしたりするので、 必然と帰りが遅くなります。 個人的には「1日遅れたらお前が死ぬんかい!」・・・って思いますが、 これが経営者だと、そうも言っていられないのでしょうね。
なるほど:2
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