高校生です。

Question

高校生です。所属している部活動の外部指導員が学校の進学実績の向上を妨げる存在だということで、学校側が部員に体罰アンケートを取るなどして正当な解任理由となる材料を集めた結果、外部指導員は契約期間内にも関わらず契約解除されてしまいました。
解任理由となったのは、部員から｢外部指導員の発言により精神的苦痛を受けた｣というクレームがあった、というものなのですが、詳細はプライバシー保護を理由に公表されませんでした。
高等学校の部活動の外部指導員が軽い暴言などの｢不適切な行為｣をした場合、契約期間内にも関わらず突然契約が解除されるということは有り得るのでしょうか。
暴言などの不適切な指導の有無によって契約が解除される可能性があることに関しては元々の契約条件にはなかったものとしてお考えいただければ幸いです。

Answer 1

難しい問題ですね。
しかし、あなたの学校の校長が判断したのですから、解任が正しい処置だったのでしょう。
部活動とは、元々が必修のものではありません。
課外活動です。
しかし、生徒の人間形成の上では、非常に大切なものです。
ところが学校の先生は、専門家ではありません。
それで、外部コーチを導入する場合があります。
導入の仕方は、二種類です。
①教委に登録している人を、派遣してもらう。
②学校の校長や顧問の知り合いを外部コーチとし、教委に追認してもらう。
です。
正式な契約書のようなものは無い自治体も多いのです。
契約書を作ると、双方に面倒なことが起こる場合があるからです。
つまり、口約束です。
ただし、コーチには強制的に傷害保険に入って入ってもらいます。
万一の事故の備えるためです。
保険料は、教委が支払います。
さて、その日当が低いのです。
自治体によって、金額が違います。
２０００円～４０００円程度です。
マクドナルドのバイトよりも低いのが、実情です。
ですから、外部コーチをするということは、コーチの熱意による以外の、何物でもありません。
あなたの外部コーチも、熱心な方だったのでしょう。
しかし、暴言を吐いて、校長から注意された。
「それなら、辞めたるわい！」
と言うようなところが、真相だと思います。
つまり、辞めさせられたと言うよりも、怒って自分から辞めたのだと思います。
そのコーチも、案外「辞めて清々した」と思っているかもしれません。
世の中は、思うようにいかないものです。