派遣切りと雇用保険について。 勤務先に来ていた派遣社員が、1ヶ月更新が12回続いたあと更新が打ちきりになりました。 …

Question

派遣切りと雇用保険について。
勤務先に来ていた派遣社員が、1ヶ月更新が12回続いたあと更新が打ちきりになりました。
10月末日に派遣会社から打ちきり通告があり、11月末日までの就労です。雇用保険は出るのでしょうか。
会社都合ですぐでる方法はないのでしょうか。
ちなみにわたしはその会社の直接雇用で、彼とは恋愛関係にあります。
素晴らしい仕事能力と謙虚な人柄にひかれました。
派遣ははじめてらしいので、雇用保険をもらって能力を役立てえもらえる落ち着いたところで働かないともったいないし気の毒だと思いました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

補足

今回派遣切りになったのは、彼の働く部署が閉鎖になったからです。

閉鎖になった理由は、その部署が、上層部と親会社とのコミュニケーションエラーが原因で、業務に不具合がでて、全国三ヶ所に分散していた部署が東京に集約になるからです。

ちなみに雇用保険は失業者の生活費であり、需給期間中の就労や資格試験の勉強等は禁じられていることは承知しております。

Answer 1

私の知る限りでは、雇用保険に加入していた月が通算して12か月以上ある場合は、派遣会社から離職票を発行して頂き、ハーロ－ワークで申請すれば、雇用保険は間違いなく出ます。但し、派遣会社は契約通りの期間で雇用しており、労働法に定めた１カ月前に雇用の打ち切りを通告していますので違法ではありません。よって本人は「自己都合」での扱いとなります。「会社都合」とは会社が倒産した。またはリストラで解雇された場合等になりますので、会社都合は先ずむつかしいと思います。

余談になりますが、私の知人が給料を減給され生活が成り立たないと言うことで、１カ月前に退職願を提出し退職しました。その時に離職票には「自己都合」と書かれてあったようです。それは可笑しいと思い、労働法を勉強してハーロ－ワークで散々議論した結果、「会社都合」になったケースがあります。理由はこれです。労働賃金（残業、早出等は含まず）が１５％以上カットされ止む無く退職した場合は、「自己都合」では無く「会社都合」となるからです。

ご存知のように「自己都合」と「会社都合」では雇用保険の給付期間や待機期間に差があります。しかし、貴方が言う「雇用保険をもらって能力を役立てえもらえる落ち着いたところで働く・・・」こととは雇用保険受給の意味合いが違うと思います。
文をそのまま読むと、雇用保険をもらいながら働くと言う意味合いにも読み取れますが・・・・。（間違っていたら、申し訳ありません。）もし、そうであるなら、それは基本的には出来ないことです。

彼の「能力を役立てえもらえたい」と思うのでしたら、雇用保険に頼らず、すぐにでも彼の能力が発揮出来る仕事に就職をすることではないでしょうか・・・・。

紙面の都合もありますので、かなり割愛して書かせていただきました。
予め、ご理解願います。