法律として有給休暇を会社が残業扱いとして買い取り義務にしてはどうでしょうか？あっても、忙しくて使えないまま消えていくのな…

Question

法律として有給休暇を会社が残業扱いとして買い取り義務にしてはどうでしょうか？あっても、忙しくて使えないまま消えていくのなら。

Answer 1

法律として買い取りを行えるようになることはまず考えられません。その理由は年休を労基法に取り入れた経緯が日本の事情によるものではなく、海外の慣習によるものであり、現在はILO条約により定められているからです。買い取りは、この年休の考え方を根底から覆すものです。よってありえないと思われます。

Answer 2

それは有給休暇の趣旨に反します（法律で有給買い上げは禁止されています）

労働者が休んで心身ともにリフレッシュしてもらうために有給があるのに、買い上げを認めてしまうと、会社が最初から有給を買い上げて労働者に休みを与えなくなる恐れがあります。
それに急用で休まなければならない時、有給を買い上げられていたら欠勤扱いで賃金カットされますよ。

有給を買い上げても会社はボーナス原資を削って有給買い上げ費用に回すでしょうから、結局、労働者からすれば総収入は変わらず、休みが無くなるということになりかねませんね。

ブラックな会社なら、更に一歩すすめて、有給買い上げ分は給与に上乗せしてあると主張するでしょう（こんな会社は今でも有給を与えないでしょうけど）

Answer 3

基本的には有給の買い上げは禁じられています、だから表立ってのこうした行為は出来ません。
しかし、名目を変えた買取りは違法とまで言えませんから、やっている会社は多々あります。その中で書かれているような残業代としての相殺については、残業割増しが１２５％ですから、日数を時間換算して割り出すことになりますから、計算が必ず割り切れることにはならない場合も出てきます。また、３６協定もあることから、むやみに残業時間を増やす事には危険もあります。

Answer 4

法律を改正するか、改定しなきゃ出来ません。

会社は忙しいなら人員を増やせばいいですが、人件費云々で現状維持。
要は在籍者が馬鹿にされ扱き使われてると自覚しないからです。
忙しくて休めないなら、賃金上げろで、休暇売却より高賃金を獲得してください。