高1の男子です。 僕は将来建設関係の仕事に就きたいのですが、ネットで調べていると、よく ゼネコン という単語を目に…

Question

高1の男子です。

僕は将来建設関係の仕事に就きたいのですが、ネットで調べていると、よく ゼネコン という単語を目にします。

ゼネコンとは一体どういう意味ですか？
高1の僕にわかりやすく答えてください。

Answer 1

ゼネコン社員です。

ゼネコンとは、所謂、建設会社のことで、
ゼネラル コンストラクターという意味とゼネラル コントラクターの二つの言葉の略語です。
前者は総合建設業と訳され、後者は総合請負業と訳されます。

総合建設業とは、道路、橋、ダムなどの公共のもの(インフラ）からオフィス、病院、マンションなどの建築物を工事して作り上げることを生業とする会社のことです。

このようなインフラや建築物を作る場合、お客様と工事を工期、工事費用などを工事前に取り決め、お客様から工事を一括して請け負うことから、総合請負業とも言います。

ゼネコンの本業は、工事ですが、大きな会社となると、設計部を自社で持ち設計と工事の両方を行う会社もあります。
さらに大きな会社となると、不動産会社のような、開発事業も行ったりします。

ゼネコンの例をあげると、竹中工務店、清水建設、鹿島建設、大林組、大成建設、前田建設工業、戸田建設、鴻池組、福田組などです。

ゼネコンは、日本の国土政策の基盤を支えており、一般的なマスコミが言うほどブラックではありません。
過去に談合や、政治収賄などがありましたが、今は決別しています。
原発事故の復旧、震災の復興、最近ですと堤防の決壊の復旧などの社会生活基盤の再生活動を最前線で行っています。
※復興活動で不当な利益を得ているなんて報道は全くの嘘です。
ゼネコンを非道く言い方に対して、もし、自分が震災等で被災したら、誰があなたの町を復興するのですか？と言ってやりたくなります。

偏見からマスコミから、批判を受けやすい業種ですが、日本には無くてはならない業界です。
※数が多いので会社数は減る必要はありますがね。