アメリカの企業でのパワーハラスメントについて意見をうかがいたいのですが。

Question

アメリカの企業でのパワーハラスメントについて意見をうかがいたいのですが。夫が日本からアメリカのＡ州Ｂ市にあるＣ社（アメリカ企業）へ６年前に転職をして現在も同じ会社に勤務しています。渡米後すぐに会社がスポンサーの永住権申請をしましたが、テロ後申請なのでいまだ到着を待っている状態です。２年前に新しい上司（台湾人）になったのですが、部下である夫への風当たりが非常に厳しくどうすればいいか途方に暮れています。
夫は仕事に関しては無能ではないので、上司は夫をクビにしたくても損失を考えるとできないらしく、代わりに再三にわたり脅迫を伴ったabuse of powerを執拗にして来るそうです。
例えば、ある日会議室へ夫だけが呼び出されて行くと、『おめでとう。いいニュースだよ。今回のチームメンバー（Ａ州Ｂ市には６人、Ｄ州Ｅ市に４０人くらいメンバーがいます）の評価の中でキミは本来なら最下位に評価したいところだけど、全体の中間に評価しておいてあげたよ。これは我がグループメンバーに比べて非常にいい評価なんだよ。』その１時間後に再びﾁｰﾑﾒﾝﾊﾞｰ６人全員を会議室に呼ぶと『今回の評価では我がグループは全員全体のトップ（１～５ということ）に評価したからレイオフの対象には我がグループはならないはずです。安心して欲しい。』直前の夫だけ呼び出した意味は何？このように時間と手間をかけた嫌がらせを執拗にやって来るそうです。そして毎度の最後の決まり文句は『グリーンカードまだ取れてないんでしょ？家族を路頭に迷わすわけにいかないでしょ？ボクに服従するしかないでしょ？何されても不満なんて言えないでしょ？笑』と会議室へ個人呼び出しするたびに脅迫するそうです。夫はただ黙って笑うだけでもちろん何も反論などできません。
夫はこの２年間で体重が２０Ｋｇ近く落ちて、医者にはうつ病（depression）の処方箋を出してもらう始末です。私（妻）としては、夫のストレスが心配なのでこの上司の上司（Ｄ州Ｅ市の本社にいるアメリカ人）に直訴メールをしたいと思っています。でも夫は反対のようです。今よりももっと状況が悪くなるだけだと、つまり即刻解雇されるハメになると思っているようです。
日本だとパワハラで自殺者が沢山出ている現実もあって、訴訟の判例もいくつかあるようですが、アメリカではこういったハラスメントに抗議すると逆に即刻レイオフされるのが関の山なのでしょうか？ネットで判例を探しても、セクハラ訴訟くらいしか出てきません。誰かアドバイスを。

Answer 1

セクハラの立証は比較的容易ですが、パワハラの立証は困難だからです。
毎日のいやがらせを録音したとしても、それが本人の体調不良との因果関係を立証するだけのものになるか
という部分が出てくると思います。
裁判は心証や雰囲気だけでは勝てません。ましてやアメリカならば腕のいい弁護士を雇わねばならず、それだけでパンクする方もいます。
悲しい話ですが、現実的には転職を考えるのが得策かと思います。
ただ、転職まで思いが決められるなら、その時点で上司に直訴はありかと。
（どうせ辞める、と思えばなんでもできますよね）

あと男は意外と家族の心配をしているので、奥様が「辞めても何の問題もないよ」と言ってあげるのも大事です。