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34歳からでも弁護士。可能でしょうか? 34歳女、独身。団体の正職員です。 雇用も給与も安定していて、大きな不満はあ…

34歳からでも弁護士。可能でしょうか? 34歳女、独身。団体の正職員です。 雇用も給与も安定していて、大きな不満はありません。 ですが最近、弁護士になりたいという思いが芽生えてしまいました。 きっかけは、法律の勉強会です。 母が相続に悩み相談を受けたので、私が代理として勉強会にいったりしたのです。 そこで恥ずかしながらはじめて、弁護士いう仕事の新しい側面を知りました。 今までは犯罪を犯した人を弁護する、という印象でしたが、勉強会でさまざまな人の悩みや質問に答える姿を見て、法律をもって家族などの悩みに解決策を与える事もできるのだ、と気づいたのです。 もともと、カウンセラーになりたく苦しむ人の心の支えになりたいと思ってました。 でも、カウンセラーは痛みをいっときとることはあっても、その人を救うことはできないのだ、ともやもやし、結局職業にするまでいたりませんでした。 今回のことで、はじめて答を見つけたような気がしてしまい。 でも、試験の困難さ(本気でとりくむなら仕事をしながら予備校に行こうとも思っています)また受かったとしても就職難ときいていますし年齢もあります。 私がこれから弁護士をめざし仕事とすることができるのか。 現状と可能性について、アドバイスをいただけると嬉しいです。

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ID非公開さん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    昨年度の司法試験合格者です。私自身は、20代半ばですが、ロースクール出身で予備試験にも合格しましたので、私の経験からお話しできることを何点か。 1 試験の難易度について (1) 予備試験について 予備校に通いながら司法試験を目指すのであれば、司法試験の受験資格を得るために、まずは、予備試験という試験を突破しなければなりません。 予備試験は、合格率だけでみれば司法試験よりもはるかに低く、それゆえに、知恵袋や資格予備校のHPなどでは「旧試験並みの超難関」と表現されることもあります。しかし、私の体感としては、予備試験は、学部生や勉強を始めたばかりの社会人受験生など記念受験組も多く、受験者のレベルは、ロー卒が主な母体の司法試験に比べるとかなり低いです。また、出題される問題のレベルも高くないです。 実際、私は、予備試験はかなり知識不足の状態で挑み、当日の出来も散々でしたが、合格していました。 以上から、個人的には、予備試験の合格は仕事をしながらでもそんなに難しくないのではないかと思います。 (2) 司法試験について もっとも、司法試験は、予備試験に比べると試験の内容が高度です。論文式の問題の複雑さがかなり違うので,知識の吐き出しでは対応できません。それゆえ、一部の論理的思考と思考を文章かする作業が得意な人にとっては、司法試験の方が簡単に思えるかもしれませんが、多くの人にとっては、司法試験の方が予備試験よりも難しく、対策にも時間がかかります。 予備試験の合格者は、毎年、ロー組よりもはるかに高い司法試験合格率をたたきだすのですが、実は、予備試験合格者の中でも20代合格者とそれ以外では合格率にかなり差があります。法務省のHPで見れるので確認してみて下さい。これは、30代以降の受験生が、予備試験合格後、わずかな間(半年くらい)で、司法試験に対応できなかったことを示しています。その原因が、仕事があるので時間がとれなかったことにあるのか、それとも年齢的要因があるのかはわかりませんが、事実として厳しい数字があります。 ちなみに、私のロースクールの同級生にも、30代の方が何人かいらっしゃいましたが、20代に比べて合格率はよくありませんでした。 他方で,修習(合格後の研修のようなものです)にいくと、30代の合格者が非常に多いことに驚きました。 以上から、もちろん、質問者様の年齢からの司法試験合格は、決して不可能ではありませんが、かなり本気で勉強しないと一般的には厳しいといえるのではないでしょうか。質問者さんのお仕事がどの程度お忙しいか存知あげませんが、毎日一定程度(これは人によります)の勉強時間がとれないと厳しいと思います。 蛇足ですが、個人的には、司法試験はだらだら勉強するよりも、短期間で合格するつもりで挑んだ方が合格可能性が高くなると思います。法律の勉強は、答えがないため、長くやればやるほど、「法律マニア」になってしまい、司法試験とは違う方向に勉強をしてしまいがちだからです。実際そうなって合格まで何年もかかった人をたくさん知っています。 ですから、本気ならば、まずは、来年の予備試験の択一は最低限突破するくらいの気持ちで勉強されるのがよいと思います。 最後に、これも個人的な感想ですが、司法試験もきちんとやるべきことをやれば、よほどのことがない限り、誰でも一度で合格できる試験だと思っています。問題は、能力ではなく、やるべきことをやる時間と気概があるかどうかだと思います。 2 就職難について これもメディア等で過剰に強調されすぎな気がします。確かに、待遇のいい法律事務所に就職することは難しくなっています。しかし、質問者様のように「人を救いたい」とお考えなのであれば、様々な選択肢があるはずです。 まず、法テラスの弁護士になるという手があります。法テラスは、無料で地域の方々の法律相談にのるなどの活動をしているところで、カウンセラー的な面もあります。私も詳しくはないので、詳しくは、ご自分で、調べていただきたいのですが、法テラスの弁護士は現状、どちらかというと足りていない(待遇がよいとはいえないためあまり人気がない)ので、就職のハードルは決して高くありません。 また、人助けからは離れてしまうかもしれませんが、CMでみかけるアディーレ法律事務所等は、正直言って、誰でも内定が出ます(30代後半職歴なしでも問題ないようでした)。誰でも入れるということから、お察しいただきたいのですが、事務所として疑問を感じる部分は多々あり、おすすめはできません。しかし、アディーレも、法律相談は無料なので、かなり、いろいろな人の相談を受けるという意味では、人の役に立っている面もあるのでは、と思います。 さらに、地方であれば、まだまだ弁護士が不足している地域もあります。多くの弁護士会は、定期的に地域で無料相談会をやっており、様々な方々の悩みを聞いて、法的なアドバイスを提供しています。法律相談というより、人生相談みたいになることも多く、これを嫌う弁護士さんも多いのですが、質問者様の志にはむしろ合っているのかな、と思います。 質問者様のように、高い志をお持ちであれば、それを弁護士として、実現するための選択肢はまだまだたくさんあるように思います。 就職難というのは、従来の司法試験合格者の就職率ほぼ100%という「異常事態」からみて、あくまで相対的に厳しくなったということと、受け止めていただければと思います。 是非、いつの日か、法曹の世界でご一緒できることを願っています。

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    ID非公開さん

  • 東大法卒で旧司法試験崩れで不動産会社をやっているおっさんです。 友人、親戚には弁護士その他法曹関係者が何人かいます。 34歳から弁護士に挑戦なさるというのは可能性はあると思います。 ただそれ一本に舵を切っちゃったらいけません。あともどりできなくなります。 今のお仕事をつづけながら勉強をすることをお勧めします。 法律は社会を動かす基礎ですので、どんな分野であれ勉強して無駄になることはありません。 まずは今のお仕事の糧になると思って少しずつ勉強してみてください。 あと、質問者様も認識なさっているようですが現状は弁護士余りの状況です。 弁護士資格を取ったところで左団扇の生活はできない時代になりました。 弁護士になったものの最初に取り組んだのが、弁護士自分自身の破産処理だったなんてお笑いのような事例が過去に実際に発生しています。

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