労働組合の事務局長の役割、仕事について教えて下さい。

Question

労働組合の事務局長の役割、仕事について教えて下さい。前回、労働組合の事務局長のことで質問をしていましたが、質問をし忘れたてしまったため、ここで教えていただけると嬉しいです。

今年度、会社の労働組合の事務局長に推薦され、引き受けることにしました。

事務局長の役割や仕事については、漠然としたことしか分からないので、どういった役割、仕事なのかを詳しく教えていただきたいです。

詳しい方の回答をお待ちしてます。
よろしくお願いします。

補足

また、補足での質問ですが、組合の委員長(副委員長)と事務局長の関わりは、他の役職よりも近いのでしょうか？
それも併せて教えていただきたいです。

Answer 1

書記局長をやっているものです。
事務局長（書記局長）は組合の事務方全般を行います。
３６協定の協議
交渉前の窓口折衝
使用者が社内に回す文書のチェック
活動の方針立案
指令通達文の作成、企画・立案
執行業務の調整（日程の調整、各専門部局との調整など）
議事録の作成と日誌の整理
組合員名簿の調製
執務室・印鑑の管理
労働協約・協定書・登記関係書類や帳簿などの管理保管
執行委員会など会議の準備進行
分レク企画の企画、準備など
交渉の進行、記録
ニュースなど機関紙の発行
などなど

たくさんあるので、どんどん執行委員に振っていくといいでしょう。

Answer 2

多くの労働組合では書記長といいますが書記長がいる組合では会社でいう総務部庶務課の役割です。

労使協定の書類作成や共済や労金などの融資の案内や事務手続きの処理などです。もちろん会社と団体交渉をする場合は執行委員会で記録したり要求書の作成もします。

もちろん労働基準法など労働法の知識も必要ですし、年金や健康保険や雇用保険など社労士的な知識も身に付ける必要は出てきます。

その前に労働組合はどういうものか？組合員にどのような役にたっているか？伝えていく必要はあります。

知っているとは思いますが労働組合の説明をします。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権（憲法２８条労働３権）が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em

そして労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結出来ます。

法規の効力の順番に憲法＞法令＞労働協約＞就業規則＞労働契約＞業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em

労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てが出来ます。http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em

会社をブラック企業にさせないために労働組合は必要ですし、事務局長の仕事は重要です。