精神保健福祉士に向き不向きはありますか？

Question

精神保健福祉士に向き不向きはありますか？ＮＨＫで当事者が精神保健福祉士になった、という番組を見て、精神保健福祉士という仕事に興味を持ちました。
しかし、かかりつけの医者に話したところ、「あなたは真面目でコツコツやるタイプだから向いていない、あれは女性のように母性がないとできない」といわれました。

精神保健福祉士は男性には向いていないのでしょうか？
そもそもどんなことをやるのでしょうか？

Answer 1

精神保健福祉士(PSW)の適性は男女関係ないです。男性で活躍されている方を普通に見かけます。

業務内容としては、精神疾患(障害)の方の生活問題(就職、経済問題や在宅生活の継続、介護・看護負担軽減など)について相談にのり、制度やサービスを活用して、問題の解決に向けて支援します。愚痴や悩みを聴いたり、混沌とした問題を一緒に整理するのも一つの役割なのかなと思いますが、臨床心理士のカウンセリングとはまた別の意味合いですね。

ただ、そう言うのは簡単ですが、複雑な社会背景を抱えた相談者の要望を、何でも叶えられるスーパーマンではありません。使えるサービスも限られますしね…。

気長に相談者の話に付き合い、厄介な問題に取り組んでいくので、先生の仰る、相手を慈しむような、母性的な感情も多少はないと、大変な仕事かもしれませんね。