解決済み
美容室経営者です。 僕が思いつく理由としては第一に、生産性が低く粗利が低い。 そして、飲食やアパレルとは逆で、規模を広げれば広げるほど品質(美容師の技術)が一定しなくなり、大きくしすぎた美容室は管理が難しい。 たとえば吉野家は日本のどこで食べても同じ様な味の牛丼が食べられ、これが企業の信用になりますが、全国チェーン店の札幌の美容師と沖縄の美容師が同じ様なカットをするはずもなく、現実は同じ店舗の美容師でさえ、まったく違う切り方をします。 しかし、マニュアル化して技術の方法を一本化すれば、それに従わない美容師が大半ですから、大型店舗は離職者が大量発生し姿を消すことになりますので、「自分の好きな方法で切ってください」としかいえません。 当然、品質のバラバラさには拍車がかかります。 また、新しい技術の導入は、大きなサロンほど遅れます。全員にゆきわたらせるのに多大な時間と労力がかかるので、身軽な小型サロンに勝てないのです。 結果、低料金店(品質保証が低い)サロンしか大型化には成功していません。 そして、一流店と呼ばれるサロンもほとんど都心から広がりがありません。 逆に広げると一流ではなくなってしまいます。 さらに、スケールメリットが無い。設備や規模の大きさはさして武器にはならず、結局は末端の美容師のスキルで数字が決まってしまう。 大きくしても、ドリンクサービスや、電話オペレーターなどのサービスが安定するていどで、肝心の髪を切る技術や1対1の接客は担当の美容師にゆだねる形になります。 そういう意味では個人経営者には独立開業の可能性が残された業種ではある反面、大儲けが不可能に近い事は昔から言われています。 同じような職業に、整骨院などがあると思います。
なるほど:4
上場するに足る条件をクリアできる会社が無いから。 そもそも世の中の美容室の大半は個人経営だし、法人経営にしたってその規模は上場企業からしたらたかが知れてる。
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