消防士について。

Question

消防士について。大卒程度の問題は難しいですか？
僕は、体育系の大学であまり大学では勉強はありません。
でも体力は自信があります！

よろしくお願いします

Answer 1

何をもって「難しい」と考えるかですね。

公務員試験は，資格試験と違って「○点以上取れば合格」というものではなく，成績上位の者から定員に達するまで採用する試験です。つまり，大学入試と同じです。
これが難しい話なんですよ。
これから景気が良くなり，民間企業の社員採用が増えると，公務員を希望する人が減ったり，公務員試験に合格しても採用を辞退する人が出てきます。
そんなときなら，試験はぐっと楽になります。
しかし，今のように景気があまり良くなく，民間企業の採用が少なかったり，採用されても給料が期待できないようであれば，公務員の人気は上がりますので，倍率も上がります。

私が消防官試験を受けたこと（平成のはじめ）は，バブル景気の末期だったため，民間企業の採用が多く，新入社員が始めてもらうボーナスが１００万円とかっていう話がありました。その時には「公務員受ける奴はバカだ」と言われましたが，数年たって，あっという間に逆転です。
私の母が友人と自分たちの子供の話をすると「あんたとこの息子が一番いいところにいってる。うちの子は銀行に入れて喜んでたのに，気がついたら吸収合併で冷や飯食いだ。」などと言われています。

さて，公務員試験というのは「大学の専門的な知識」というものは問われません。
例えば「地方公務員法にどんな規定があるか？」なんてことは聞かれないんですよ。
それよりも，一般教養の部分で広く浅い知識が問われます。
ですので，体育系の学部や大学であっても，やる気さえあれば，十分に太刀打ちできます。
しかし，なめてかかると，いつまでたっても合格できず，気がついたら受験資格年齢の上限に来てしまった…って話も良くあります。

ですから「難しいかどうか？」という事を考えるより「何としても合格を目指す」という思いで勉強に励んでください。
それと，消防の仕事をやりたいなら，複数の消防本部の受験もできますから，いくつか希望する本部を見つけて，受験してみてはどうですか？