大手メーカーの平均年収が低い理由 大手の鉄鋼・非鉄金属・化学メーカー等で，社員数が1万人くらいの規模の 会社でも…

Question

大手メーカーの平均年収が低い理由

大手の鉄鋼・非鉄金属・化学メーカー等で，社員数が1万人くらいの規模の
会社でも，平均年収が550～750万円くらいが多く（自動車メーカーは高いですが），高学歴の社員が多いのに他の業界と比較して年収が少なく感じます。

この理由は，
・業界の景気が悪いので，あまり給料がもらえない。
・残業時間が少ないため，あまり給料がもらえない。
のどちらでしょうか？
あるいはほかの理由なのか，私の思い過ごしでしょうか？

ご存知でしたらお教えください。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

平均年収が550～750万円というのはいたって普通です。
大企業の平均年収が680万、公務員も同じくらいです。

550～750万円というと間は６５０万ですから、いたって普通、少し少ないくらいです。

下限の５５０万だと当然少ないですね。鉄鋼業界では負け組ということになります。

鉄鋼・非鉄金属・化学メーカーの業界事情はあまり存じませんが、
中国や韓国に負けていますので、世界でTOPクラスで勝っている自動車業界より給料が低いのは当然だと思います。

また工場は普通別会社なので、工場で働く人が含まれるから・・というのは関係ないと思います。仮に同じ会社でも、工場も設計も給与体系は同じで、工場では社員がマネジメントをして、単純作業は派遣社員がやります。
工場の人の給与を下げるということをしたければ、別会社にするしかありません。

Answer 2

理由①
収入が多い金融や商社と比較して自動車を含めたメーカーには数多くの職種があります。メーカーの「平均年収」は正社員の直接労働者（工員やラインで車を生みたてる社員）も含まれており、相対的に収入の多い間接職の給料を押し下げていると言えます。

理由②
メーカーは従業員の数が多いです。
工場や設備などへの投資が多く従業員の数も多いので、利益を出しても一人当たりの利益は少ないのが現実です。
例えば日産自動車は約20万人の従業員で5000億の利益を出しますが、大手商社は同様の利益を3000人程度で出します。また商社の場合は基本は人が設備なので、その分1人当たりの稼働率は高いですが、その分収入も多いです。

その辺が大きな違いでしょうか。

Answer 3

・そもそもメーカーの給料は低い
・メーカーは給料を低めに設定し賞与を多めに出す文化が多いが、賞与が十分出せない年が続いている

あたりを一般論としてもらって、後は企業毎の業績判断が必要です。