残業代の請求について教えてください。 私は、ある建設業の役員をしています。今度、新しい現場を行うこととなり、元請企業と…

Question

残業代の請求について教えてください。
私は、ある建設業の役員をしています。今度、新しい現場を行うこととなり、元請企業と打合せを行いました。その中で、1人あたりの単価を決めましたが、残業代については実質労務費の残業代しか払わないと言われました。
例えば、元請との契約は1人￥20000で、当社が作業員に支払う金額が￥15000であれば残業代は￥15000に対しての残業代しか出さないと言うのです。
長年建設業を行なってきましたが、こんな話しは聞いたことがありません。
こういうことは法律上問題はないのでしょうか？

Answer 1

harukichi525さん

建設業ではないので建設業法か何かに通常とは違う特別な契約として定義されてるのだったら違うと思いますが

元請下請けって言葉を使ってるということは業務を請け負ってるんじゃないのですか？

元請は、あなたの会社の従業員の派遣を受けてるのでしょうか？

あなたの会社に対して仕事を依頼してるだけなのであれば、人件費として支払うお金ではありませんから、いくらで契約することも御社と元請の間の話です。
契約次第で好きにできます。
労働者に賃金を払うのは御社なので御社は従業員が残業したら残業代が発生します。
でも元請は労働者を雇っているのではなく、御社に仕事を依頼してるだけなので
御社に対して仕事の報酬を払います。そこに労働基準法は関係ないのでどういう契約を交わして金額を決めることにしたのかってことだけが問題です。

Answer 2

これは何処の企業もやっていることで、こんな話聞いたことが無いとは世間を知らなさすぎですね。大企業ほどこのシステムを取り入れていますよ。
まず基本的な考えは、貴方の会社に一人当たり一時間２０００円で８時間勤務として派遣依頼を○○名します。当社の方針に従って残業もしていただきます。残業割増賃金は１５００円に対して２５％割増となります。
これが元会社から提示された条件とします。一人２０００円８時間＝１６０００円、これは納得です、しかし残業の１５００円と言う事はどうしてかとなります、この考え方は、あなたの会社には一人５００円の８時間の利益収入が最早支払われています、残業は労働者がやっていることで御社がやっているのではない、よって働いているものには法的に定められた割増賃金は支払いますが会社には割増賃金は発生しません。これが基本的な元請会社の姿勢です。１５００円と書いたのは例えばの話で派遣会社が雇い入れた作業員の時間給の事で差は当然あります。法律的には作業員には元請としては支払っていますから問題はありません、また会社対会社の契約事項ですからこちらも問題はありません。私の所も元請側でしたが、派遣会社には上手に申告しなさいよ、と言って多少の融通も与えましたが、作業員にお前たち今時間いくらだ、と聞き出します、正直に僕は１３００円で残業は１４００円です、なんて答える者がいますから、お前たち給料聞かれたら、言えませんと答えるか１５００円で残業１８７５円貰っていると答えろ、と指示します、まずは答えるなと言います。
派遣企業としては当然２０００円に対しての割り増しは、言うだけは言わなければいけませんが、上記のとおり妥協はしなければならない辛さはありますが、では５００円８時間、一人当たり一日４０００円で利益が出ないかとなれば人数を抱えれば抱える程利益は出ます。このシステムで受け手はいくらでもいますよ。

Answer 3

勘違いする方が多いのですが、元請下請間でも請工事ではなく単価契約といった1日○円という契約（所謂常用計算です）は存在します。派遣でも何でもないので、違法でもありません。一流ゼネコンでもしていることです。

ただ、元請の言うやり方は単価契約すら理解出来ていないと思います。会社と会社の契約ですから、あなたの会社の社員にいくら払っているかは関係ありません。人によって賃金も違いますから、毎回賃金台帳でも見せて納得してもらうのでしょうか？

うちも建設業の下請側ですが、基本的に残業代は別途として○円という契約をしています。その金額は会社によって違いますが、双方納得の上で請求させてもらうので特に問題になった事はないですよ。契約において○時以降の作業については1時間当たり○円という約束をすればよいのです。それか定時になれば仕事を強制終了すればいいのでは？ にしてもケチな元請ですね…。

Answer 4

samugaripiero様の回答の通りだと思いますよ。

請負である以上本来はおかしな支払い方法です。

違法派遣・・・となってしまっているようですね。こんなところで自身の犯罪を暴露することになっていますよ。