派遣社員と正社員の違いについて教えてください。

Question

派遣社員と正社員の違いについて教えてください。ずっと勤めていた会社を辞めて、新たな挑戦をしようと転職したのですが、上司のモラハラがひどく体調を崩してしまい、退職してしまいました。体調がよくなるころを見計らって転職活動をしようと思っているのですが、また正社員に絞って転職活動をするか、派遣会社に登録をするかで迷っています。（事務職です。）

前回の正社員に絞っての転職活動はハードルが高く、かなりきつかったので、派遣会社に紹介してもらって派遣として働くのもいいのかなと思っているのですが、後々のことを考えて、メリットとデメリットを知りたいと思っています。

可能性として・・・
①来年夏に夫が海外赴任になるかもしれないので、そうなったら私も仕事を辞めることになります。
②来年か再来年あたりに子供がほしいと思っています。
③子供ができても、落ち着いたら仕事はしたいと思っています。

履歴書には「正社員」や「派遣」と書く欄はないのですが、後々の転職活動にどう響きますか？
（どちらにしても1年しか勤務実績がないと難しいかもしれませんが）育休明けに復帰したいとすれば、正社員で働いていたところのほうが戻りやすいですか？

上記に限らず、考えられる違いを教えていただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

正社員は期間の定めのない常用雇用の社員のことです。一方、派遣社員は派遣会社に雇用されて、派遣先企業に常駐して担当業務を行います。派遣社員には一般派遣と特定派遣の区別が現在あります。一般派遣は事務職などの業務で契約社員で派遣会社と３ヶ月更新などの短期派遣が一般的です。特定派遣は技術職などで正社員雇用で派遣先との間で１年契約などの長期派遣が一般的です。プロジェクトが終了したら、別の派遣先に移動して勤務します。待機期間も技術研修を受けていただき、正社員として通常通りに給与を支給するようになってきているようです。

履歴書は基本的に雇用関件を明記するものです。職歴で入退社と記載するのは雇用関係のある企業ですので、派遣先企業でなく派遣会社を記載することになります。（派遣先企業に派遣勤務と記載することは雇用契約がないので誤りです。社会保険の加入履歴にも派遣先企業名はまったく出ません。）一般派遣でしたら、就業が終わる場合「契約満了により退社」と記載します。派遣先企業のメリットは固定賃金が発生しないことです。派遣社員の賃金は経費処理しているはずです。

現在派遣会社も社会保険に加入することを義務づけられています。企業はすべて社員の指示に従って業務を行う派遣社員よりも自主判断で業務を行う正社員経験者を雇用する傾向にあります。派遣社員の経験が長いとはっきり不利になりますので、正社員で働いていたほうが無難だと推測します。短期間だけ派遣社員になるのでしたら、影響はないと私は思います。育休明けに復帰したいとすれば、正社員で働いていたところのほうが戻りやすいはずです。