初めて利用させて頂きます。 現在、難関国公立大理学部化学科に通う新3年生です。来年に控えた就活に対してそろそろ動き出さ…

Question

初めて利用させて頂きます。
現在、難関国公立大理学部化学科に通う新3年生です。来年に控えた就活に対してそろそろ動き出さないとなと思い、質問をさせて頂きました。

私は将来、食品、飲料、化粧品メーカーの商品開発に携わりたいです。調べてみると上記に挙げたメーカーは薬学部や農学部の方が就職に有利だと記載されており、自分の学科で大丈夫なのか不安になっております。

お聞きしたい点は以下の2点です。
1、学部卒か修士までのどちらが有利なのか？
2、化学科ですので上記の職種にはどの研究室(有機や無機、分析、生化など)に進んだ方がいいのか？
そもそも研究室、専攻はそれほど関係ないのか？

真面目に回答して頂ける方、よろしくお願い致します。

補足

生物化学ではなく生物有機化学や生物無機化学が専攻としてありました。これらは企業にマッチするのでしょうか？

また、なぜ分析はいいのですか？
よろしくお願いします。

Answer 1

修士まで行ったほうが良いです。開発に行くなら修士はマストだと思ってください。

化学系からでも食品・化粧品メーカーに進むことは可能です。農学部は食品メーカーに少し有利ですが、薬学部は化学系と変わりません。化粧品メーカーは薬学部が少し有利ですが、化学系と農学系だったら化学系の方が有利です。
なので、化学系から直接狙ったほうが良いです。
重要なのはその化学系の中でどこに行くかです。生物化学があれば一番です。これなら薬学部や農学部以上にこれら企業に適応します。
有機・分析は悪くないです。これなら十分企業からマッチングしていると思われるでしょう。
しかし、無機となると少し厳しいです。

理系の大学院の就職は専攻の中の研究室の研究内容まで重要になります。下手に専攻を変えるより、現状化学系なら研究室できちんと出来れば生物系、そうでなくても有機にかかわる研究室を選べば問題ありません。

補足について
生物有機化学ならマッチングします。生物無機化学も問題ありません。マッチングします。
分析は物にもよるのですが、汎用性が高いのでどこの企業へもマッチングします。逆に言えばどこにも特別マッチングするわけではないということも言えます。また、生物系にはマッチングしない分析分野もありますので気を付ける必要があります。例えば、無機系の表面分析とかだとマッチングしません。バイオイメージングなどであればマッチングします。